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2003/11/23: "エレベーター「閉」ボタンと釣り人の関係"

昨夜は、夕食の後ストーブの前に寝転んでテレビを見たり、薪が燃えるのを眺めたり、エレベーターの「閉」ボタンと釣り人の関係を考察したりしているうちにすっかり眠くなって、9時にはベッドにもぐりこんでしまいました。
今朝5時にはすっかり目が覚めて、窓の外を見たらまだ暗く、薄っすら雪化粧です。
昨日は１日中、みぞれ、あられ、雪のローテーションで、日中は積もるほどではなかったのですが、夜に入って少し積もったようです。

樋口さんちもAmexセンチュリオンからエレベーターの「閉」ボタンに盛り上がりが移行したようで、ご同慶の至りといったところでしょうか。
そこで、これは私の確信あるいは独断、あるいは偏見でもあるんですが、釣り好きは絶対に「閉」ボタンを押しますね。

釣り好きの人間が、のんびりとエレベーターのドアが閉まるのを待っていられるはずがありません。
中腰になってのタイトループ、カーブキャスト、ショートロッド、ファストアクション、１ｍ流してはピックアップ、２ｍ流してはラインメンデｲング、頻繁にフライを交換し、ポイントを移動し、４ｘで釣り始めたテｲペットを５ｘに代え、６ｘに落とし、終いには７ｘ・・・絶対に「閉」ボタンを押しちゃいます。　連打するかも知れません。
私の場合は、年に１、2度、小田急サザンタワーのエスカレーターとエレベーターを利用する程度なんですが、エスカレーターは歩きますし、エレベーターの「閉」は必ず押します。　押し付けます。

逆に、「閉」を押さない釣り好きなんているんだろうか？
もし、居るとすればドライフライを１０ｍも流し、ラインが沈んでも無頓着で、フライが沈んでからピックアップし、朝結んだフライを昼まで使い、ヨレヨレのテｲペットで一日を通し、一つのポイントに半日ねばり、午後からも同じポイントに入り、夕方遅くに「いやあ、シブイねえ・・・。」などと言いながら上がってくる人のような気がします。
などと考えていたら、こんな人も居るなあ・・・。
一人二人、心当たりを思い出しました。
本人たちは釣り好きなだけじゃなく、「名人」だと自負しているふしもあるのですが。 次に会った時には「エレベーターに乗って、「閉」ボタンを押す奴ってはしたないと思わない？」などとカマをかけて見たい気もします。