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2004/04/28: "野鳥の季節逆転"
雪が解けると同時に、大井沢ではツグミ、モズ、ヒヨドリ、スズメ、カワラヒワ、マヒワなどの群れが一斉に押し寄せてきたような感があります。
東北南部や関東地方の平野部では、これらの野鳥は秋から冬にかけての鳥だったように記憶しています。 スズメは一年中見られましたが、それでも私が育った地方では冬になると大きな群れになって家の周りを飛び回り、土蔵の横の竹薮はまるでスズメの合宿所状態でした。
ツグミやモズは明らかに晩秋から冬にかけての鳥でした。 カシラダカのイメージも冬枯れの風景です。
この数日、ツグミやモズ、カワラヒワなどがあまりにも多いので、ふとそんなことを思い出しました。
東京では、ヒヨドリは完全に冬の鳥ですし、しかもかなり大きな群れを作っていましたが、ここでは夏になっても見られ、群れにはなりません。
大井沢に越してきて、野鳥から知らされる季節感が少し狂っているようです。
早朝からホホジロのさえずりがうるさいほどです。