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2004/04/21: "Fast Food/Slow Food in Oisawa"
歩いて5〜6分の沢で摘んできたコゴミをマヨネーズで和えました。 素材の入手から調理完了まで、あっと言う間の一品。 でも、「ファーストフード」とは言わないんでしょうね。
私が住む大井沢では、最も近かいハンバーガーショップでも40kmほど離れています。 一番近いコンビニやスーパーは20kmほど先です。 従って、コンビニ弁当やハンバーガーを食べるには車で30分から40分もかけて買いに行かなくてはなりません。 これはもう「スローフード」以外の何物でもないんじゃないか・・・と思うのですが、でも「ファストフード」なんでしょうね。
で、「スローライフ」とか「スローフード」などと呼ばれているものの概念がどうもピンと来ません。
どうやら「ファストフード」を否定するための活動を「スローフード」などと呼んでいるらしく、「山形スローフード協会」なんてのまであるんだそうです。
「まともな食材を選んで、まともに調理して食いましょう。」だなんて、何だか余計なお世話って感じがしないでもありません。
吉野家の牛丼やマクドナルドのハンバーガーで昼食を済ませ、コンビニ弁当を詰め替えれば遠足や運動会の弁当になってしまうってのも淋しい気はするけれど、寄ってたかってそれらを否定する理由とか大義名分なんてのはどこかに存在するんだろうか?
テレビを見るな、インターネットをやるな、携帯電話を持つな・・・などの論議と同じレベルじゃないのかな?
そのうち、日本スローフード協会(ってあるの?)お墨付きのハンバーガー屋が登場したりして・・・。