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2004/10/03: "外は冷たい雨"
今夜の食事はナメコの味噌炒め、マグロの味噌漬け、ミズのコブ、間引き青菜、大根の漬物、イナゴの佃煮、350ml缶ビール、豆腐、油揚げ、ミョウガの味噌汁、ご飯。 何だか清貧の夕飯みたいでちょっとカッコいいかな、と思って・・・。
日中の最高気温が13℃。 室内でも15℃です。 外は朝から冷たい雨が降り続いています。 山にも行けず、本を読む気にもなれず、テレビもつまらなくて何をしていいのか分からずに家の中でうろうろしています。
速雄さんの家ではもうストーブを焚いているらしく、煙突から白い煙が立ち昇っています。
「もう10月だというのに、暖かいですねえ。 半袖でいられるんだから。」などという挨拶をしたばかりですが、さすがに今日はシャツもズボンも厚手のものを着ています。
妻の畑の茄子、トマト、ズッキーニ、枝豆などの夏野菜もそろそろ終わりです。 茄子は実をつけてもほとんど育たなくなりました。
子供の頃、母は霜が下りた後の小茄子を芥子漬けにしていました。 密閉した小さな甕に漬け込んで1ヶ月もするとぽろぽろと涙が出るほど辛い芥子漬になります。 茄子の周りについている芥子を小皿にとった醤油で洗いながら食べていると、「醤油がもったいない。」と言って母に叱られました。 今でも、あの辛さの恐怖に耐えながら食べる芥子漬が好きです。 何度か自分でも作ってみましたが、子供の頃の味にはなりません。 今年も挑戦してみようと考えています。
(激辛のカレーやキムチなどを食べる楽しみの中には、辛さに対する恐怖感に打ち勝つというヒロイズムが入っているような気もします。)
昨日、やっと薪ストーブの煙突掃除をしました。
下から金属製のブラシを差し込んで、8mもある煙突の煤を落とします。 本当は夏前に済ませておけば良かったのですが、部屋中に飛び散る煤の微粒粉やら、その後の掃除やらを考えただけでも憂鬱になり、延び延びになっていました。
今回は、底に穴を開けた大き目のビニール袋をブラシの差込み口に貼り付け、そのビニール袋を通して金属ブラシを入れてみました。 実にうまく行きました。袋の底を絞っておけば、煤の微粒粉も飛び散らず、後始末も簡単です。 拍子抜けするほど快適、あっさりと30分で作業終了です。 ストーブの掃除を含めても1時間ほどで終わりました。
すぐにでも来そうな霜や雪も、これで心安らかに待っていられます。