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2004/12/02: "トレーサビリテイ"

若い人たちの日本語が乱れている、と言って嘆く大人が多いらしいけど、マスコミが使う日本語もかなり不可解です。
2、3日前のニュースで、NHK山形のアナウンサーが「牛肉のトレーサビリテイ」なんてことをサラリと言ってのけました。
中越地震の報道で頻繁に出て来る言葉が「ライフライン」、政治家の好きな「マニフェスト」、NHKが押し付けがましく宣伝する「ハイビジョン」・・・英語に堪能な日本人がどれほどの比率なのか知らないけど、こんなにも簡単に日本語を放棄してしまっていいもんだろうか?

牛肉の生産履歴表示なんてのはかなり重要な生活情報だと思うんだけど、「トレーサビリテイ」じゃ意味不明です。
アルファベットだけの略語も訳が分かりません。 BSE、HEV、ADSL、HIV、DV、ADSL、NPO、ODA、IT、COPD,ADHD、WTO、LD、ASEAN、FTA、NPB・・・きりがありません。 これにコンピュータ用語が加わってしまったら、日本語は「てにをは」だけになってしまいそうです。
そう言えば、まだ駆け出しだった頃に「こんなプレゼンテーションじゃクライアントをモチベートしないわよ!」とアメリカ帰りの女性上司に叱られたことがあります。