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2005/11/30: "釣に関する個人的な諸々のこと(10)"
北海道 忠類川での鮭釣りが今日で終りだそうです。
藤本さんのBlog鮭声鱒語によれば、忠類川で鮭釣りが始まってから今年で11年が経ったとのこと。
私が初めて忠類川へ行ったのは、多分、鮭釣りが始まった翌年だったと思うので、もう10年も前のことなんですね。
私には忠類川や阿寒湖に対する特別な思いがあります。
忠類川へ行ったことが北海道での釣をするきっかけになり、それが縁で知り合えた人たちも多いし、その中には生涯の友人だろうと思う人たちも居るし、標津や阿寒には何と言えない親しみと懐かしさを感じます。
今年も標津を訪ねました。 忠類川で鮭を釣るのは、標津を訪問したついでのようなもの。 標津を訪ねる言い訳に忠類川で鮭を釣っているような面があります。
藤本さんに会いたい、疋田さんの顔が見たい、川畑ホテルの露天風呂でボーっとしたい、<さわ>で飲みたい・・・ついでに鮭でも釣ってみようか・・・と言うような感じです。
大井沢に住んでいながら、こんな感じを持つのも変なのですが、標津に行くと釣をしなくても何かとても居心地が良くて癒されます。 新緑の頃も、紅葉の頃も、そして初雪の降る頃も、いつ行っても癒されます。
ふと、釣りのフィールドの魅力って何だろう?と思います。
私が標津や阿寒に引き付けられ、毎年のように通うのはそこに居る魚や自然の風景だけではありません。 やはり、そこで私を迎えてくれる人たちの魅力と暖かさです。 「やあ、柳沼さん、しばらく。」と笑顔で迎えてくれる人たちが居て、沢山の魚が居て、友人たちが居て、旨い酒と肴があって・・・。
本州の渓流に入り、チマチマとした釣をしていた頃に比べ、北海道での釣りを経験することで私の釣りの世界はあきらかに広くなったと思います。