[前の記事: "吹雪、見附神楽"] [新着記事一覧に戻る] [次の記事: "正月7日、−16℃"]
2006/01/04: "ハクビシン"
玄関先の雪かきをしていた娘が、「何か木の上にいるよ。」といいます。
7〜8m上の唐松の枝に狸のような動物の後姿が見えます。 回り込んで見上げたらハクビシンでした。
我が家の犬を嫌がって避難したのだろうとも思ったのですが、それにしては木の周りにもどこにも足跡が無いし、じっとしていて逃げる風でもないし、我々が家に入っても動かないし、もしかしたら昨夜からこの枝の上で過ごしているのかもしれません。
山形新幹線の最終で東京に帰る娘を天童駅まで送って、夜9時過ぎに戻ってきたら、まだ唐松の枝の上に居ます。
10時過ぎに部屋の窓から見たら、じっとこちらを見つめています。 何をしてるんだろう?
そう言えば、2、3年前に大騒ぎをしていたSARSの感染源はハクビシンだから食っちゃいけない・・・なんてことが言われていたけど最近はそんな話も聞かなくなって、アメリカ産牛肉同様に食ってもいいことになったのかな?
別に食いたいとも思わないけど・・・。
(ちなみに、アナグマ(マミ)の肉は癖も無く柔らかくて旨いんだそうです。 原店のおじさんによれば、「大井沢で一番んめえな。」とのこと。)
返答: コメント3通
そちらでは「可愛い!」って言う動物なんですね。
図鑑を見たらどちらかといえば暖かい地方の産のようですが、今年の大雪と寒さをしのげるのでしょうか。
こちら南房総では果樹の害獣で、アイツメ!と皆に嫌われていながら結構生息数を増やしているようです。
そのうちそちらでも大事に育てたブルーベリーなどを一夜にして食べられるかも・・・
でも木の上じゃ寒そうですねぇ。かわいそうに。
川西 さんからの 2006/01/04 10:18 PM JST のコメント
「カワイイ!」と言っているのは大井沢でも聞いたことがありませんね。
ここでの野生動物の価値は毛皮、味などが優先で、可愛いかどうかはあまり問題にはされないようです。
と言う訳で、狸は嫌われ者です。 先ず、トウモロコシなどの農作物の被害が大きい上に毛皮にも肉にも価値がありません。 大井沢では果樹の栽培は山葡萄程度なので、ハクビシンによる被害と言っても2階の軒下に干してある干し柿を食われるくらいであまり話題にはならない動物です。 肉を食ったという話も聞きません。
彼らがどの辺まで北進しているのか知りませんが寒さには強そうで、雪の上でも平気で飛び跳ねています。
Yaginuma さんからの 2006/01/04 10:45 PM JST のコメント
今朝、起き抜けに庭先の唐松を見たらどこにも姿が見当たりません。
夜明け前にどこかへ行ってしまったようで、ちょっとがっかりしています。
Yaginuma さんからの 2006/01/05 08:03 AM JST のコメント