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2006/01/10: "標津にも勝ったかも知れない−18.9℃"
昨夜の透明で凍りつくような月の光は遠くの月山や湯殿山までも照らし出すほどに明るくて、今朝の冷え込みはそれなりに覚悟をしていたのですが、−18.9℃は私が大井沢で経験する最も低い気温です。 ストーブの火が消えていた室内の温度は4℃でした。
寒河江川の水温も下がり、茨城県久慈川で言うところの「シガ」(水面が凍ってシャーベット状の塊りになったもの)が流れていました。
別に勝負をしている訳でもなし、勝ったからと言って何か得をする訳でもないのに、どこよりも気温が低かったり、どこよりも積雪量が多かったりすると、何とはなしに「勝った。」と思ってしまいます。
ひどく寒かったり、記録的な豪雪だったりなんてのは日常生活が不便になるだけで、いい事なんて何も無くて、「いやあ、今年の雪には困ったもんだねえ。」とか「今朝の寒さは格別ですねえ。」などと挨拶ができるくらいのものなんですが・・・。
でも、「今朝の最低気温は北海道の標津にも勝ったんじゃないか・・・。」などと思ったりもする訳です。