[前の記事: "山の山菜、そして山菜祭り"] [新着記事一覧に戻る] [次の記事: "横井さんの爆釣パターン"]
2006/06/12: "釣りの準備"
釣りの準備は面倒です。 普段何もやっていないからなんですが、いざ釣に行こうとなると用意しなければいけないこと、足りないものなどが次々に出てきます。
フライを巻くことから始まって、ロッドやリール、ラインを選び、リーダーを交換し、ティペットの強度を確かめ、ラインをクリーニングしながらリールに巻き直し、時にはバッキングラインまで巻き直したり・・・。
以前はそんな準備作業までもが楽しかったのですが、今は面倒で面倒でついつい「ま、適当でいいか。」などと思ってしまったりもします。
渓流釣りを始めた若い頃は餌釣りばかりしていたので、別に面倒な準備など何も無かったんですが、フライフィッシングになってからはやらなければならないことが山ほどです。 フライフィッシングの面白さはその煩雑さにもある訳ですが、最近は年のせいか、あるいは釣をほとんどやらなくなったせいか、準備作業のひとつひとつが億劫で楽しくも何ともありません。
その煩雑さと面倒くささを押してまで、あえて釣に行く理由がどこに有るのかと言えば、やはり川や湖に入っていて自分の毛鉤に魚が飛びついてくれるかどうかと言う、あのドキドキ感がいいんでしょうね。 ん、これは自分ちの前の川では釣をする気にならない理由にも通じるかも知れない。 毎日、朝から晩まで見ている川じゃ、緊張感なんて全く無いもんね。
と、まあ、そんな訳で、実際に釣に行くのはまだ何日も先のことなんですが、今日は朝からリールを引っ張り出して来てラインを交換したり、リーダーを新しいもの換えたり、ロッドを選んだり、ベストのポケットを調べたり、ウェディングシューズを選んでフェルトを確かめたりと、煩雑な諸々のことを面倒くささを我慢しながらやっています。