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2006/06/25: "象徴的な風景"
東京の我が家を出るとすぐ、フィリピン大使館と東洋英和の間の通りからこんな風景が目に飛び込んできます。
昨年、ハナミズキの咲く頃に麻布十番からこのビルを見て、ふと「100年続きますように・・・。」という歌の歌詞を連想したことがあります。
世界自然遺産の知床から帰ったばかりのせいか、今回は<ファンド遺産>などというイメージが浮かんでしまいました。
森ビルにオフィスを構えるということは、企業にとっては大きなプレスティージでもあるんだそうですがこのビルだけは何だか危ういものを感じていました。
その危うさがどこから来るのかはあまりはっきりしないのですが、若さ、急成長、IT、インターネット、ヴァーチャルなビジネスモデル、一攫千金、濡れ手に粟、実態のある製品を持たない・・・等々からのイメージかも知れません。
<100年>は無理にしても、これほどまでに短期間で破綻する企業が連続して出てくるとは・・・。
六本木ヒルズ、そして六本木タワー・・・何かの象徴のように見えてしょうがありません。 何を象徴してるんだろう?