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2006/06/30: "いただいてばっかり"
昨日の朝、カツ子さんが届けてくれた芍薬は全て蕾だったのに、今朝になったら見事に開き始めました。
サクランボもトウモロコシも枇杷もメロンも、そして芍薬までもがいただいてばっかり。
我が家にはお返しするものが何もありません。
子供の頃に聞いた美しい女性の例えに「立てば芍薬 しゃがめば牡丹 歩く姿は百合の花」ってのが有って、これは落語か何か、そんなものの中ででも耳にしたのか、変に印象に残っているんですが、今になって思えば少しも美人の例えになっていないような気がします。 好みの問題なんでしょうけど、単に派手なだけで語感も良くないし、イメージだってなんとはなしに不潔です。 百合の花なんて結構嫌な臭いですしね。 (今朝、芍薬の香りが意外にいいのでちょっと驚きました。)
上の例えに対して、「立てばビア樽 しゃがめば盥 歩く姿はガスタンク」ってのもあったけど、子供の想像力ではガスタンクの歩く姿をイメージできず、<タンク>は戦車のことだと思っていました。 ビア樽のような女性が戦車のごとく歩いている、という雰囲気です。
私としては「夜目 遠目 傘の内」の方がずっと好きですね。 佐渡おけさや阿波踊りの女性たちも「美人かも知れない。」と思わせることを考えれば、<傘>は<笠>でもいいのかな?