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2006/06/24: "阿寒湖旅情の歌"
阿寒なる湖上の岸辺
雲低く釣り師悲しむ
群れをなすハッチも見えず
アメマスも釣るによしなし
しろがねの雄阿寒の峰
雨に溶け残雪流る
ユスリカの姿はあれど
水面(みなも)にはライズも知らず・・・ってなところですかね。
とても勉強になる釣行ではありました。
アメマスを諦めて、薫別の漁港へカレイを釣に。
遠くに世界自然遺産の山並み、テトラポッドにはウミネコ、底を引くワームには当たりも無し。
オジロワシの幼鳥をカモメたちが集団で追い回していました。 まるで、トンビを追い回すカラスのようでした。
羅臼漁港では<知床世界自然遺産登録1周年記念事業>の<第45回 知床びらき>のお祭りが盛大に行われていて、子供たちが桶を叩いていました。
羅臼の恋人がサケトバだと言うことを初めて知りましたが、<水産業界”初”>のオホーツクのルビーが何なのかは謎のままです。
で、羅臼漁港ではカジカを狙ったのですが、釣れるのは<ベロカジカ>なるものばかり。 近くでカレイを釣っていたオジサンが「食いねえこたぁねえけどよ、旨くねえぞ。」とのこと。
振り返れば雲をかぶった羅臼岳、そして巡視艇<てしお>・・・。
藤本さんと行った林道で、ヒグマのウンチのそばに咲いていたオオバナノエンレイソウ。 藤本さんは熊のウンチを枯れ枝でつついたりしていて、非常に楽しい道東の旅でした。
それにしても、<世界自然遺産>巡りのオバサンたちの元気で賑やかなことと言ったらはた迷惑もいいところです。 飛行機の中くらいは少し静かに出来ないんだろうか? 保育園の子供たちだって、もう少しお行儀がいいと思います。