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2007/07/13: "豚頭段ンボール"
昨日、テレビを見ていたら北京の屋台で薬品で煮溶かした段ボールを肉まんに入れて売っている様子が放映されていました。
中国で食わないものは4つ足ではテーブルだけ、2本足では親だけ・・・と言う話を聞いたことがありますが、まさか段ボールまで食うとは知りませんでした。
今朝の朝日新聞に同じ話題が載っていて、どうやらこれはニセ肉まんだったらしい。 しかもその混合率は段ボール6に対して豚肉が4だと言うから恐れ入ります。 さすがは4千年の歴史を誇る文化国家だけにやることが徹底しいています。 ミートホープ社なんて生ぬるい限りです。
誤魔化して偽物を売る行為を称して、中国では「羊頭狗肉」などと言うそうですが、今後は「豚頭段ボール」ってことになるんでしょうね。
ただ、可笑しいのは客が全く気付かなかったということ。 よほど味付けや調理方法に工夫が凝らされていたんでしょう。 ただただ脱帽、感服。 中国料理人恐るべし。 フカヒレと称してエイのヒレを食わされたって分かりゃしないんじゃないか・・・などと思ってしまいます。
スーパーで見かける中国産の鰻だとか生姜やニンニクも何が原料か知れたもんじゃないので、今後はなるべく国産のものを買うことにします。