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2007/07/19: "通販生活・・・豊洲でセレブ・・・捏造豚まんは捏造?"

Tsuhan (59k image)
段ボール豚まんの話は北京のテレビ局の捏造スクープだったってんだけど、妻は「北京オリンピックもあるから、無理やり捏造ってことにしちゃってんじゃないの。」と、段ボール豚まんの方がよっぽど信憑性が高いと思っているようです。 私も妻の言っていることは当たりじゃないか・・・などと思ったりもしています。
で、中国製の豚まんは勿論ですが、鰻の蒲焼もヤバそうなので、食わないことに決めました。

それはそとして、通信販売、あるいはオンライン・ショッピングがこれほどまでに日本人に受け入れられるとは思っても居ませんでした。
私自身、今でも自分の欲しい商品は手に取り、中身を確かめてみないことには安心できない傾向があります。 それは食品でも衣類でも、本や日常の生活用品でも同じです。
カタログやインターネットのショッピングサイトに掲載されただけの写真や商品説明を見ても、それだけでは納得も安心もできず、どうしても実際の商品を手にして確かめないことには落ち着きません。
とは言いながらも、我が家でも台所用品や衣類、そしてパンやお茶、コーヒー豆などの食品までオンライン・ショッピングでの買い物が増えています。

消費者の商品知識が行き渡り、目で見て、手で触って商品を確かめる必要を感じなくなっているんだろうか? 少なくとも、消費者は商品知識を十分に持っていると勘違いしている可能性は高いんでしょうねぇ。
通販カタログやテレビ、インターネット上で紹介された商品の品質に不安も疑問もあまり感じないんだろうし、垂れ流し情報をそのまま信じて疑わないってことは自分にも自信があるんだろうなあ。
それに買った商品が望んだものとは違っていてもそれほど深刻には思わなくて、使い捨て感覚が浸透してしまっていて、ダメだったら次のを買えばいいということかも知れない。
経済的な余裕や配送システムの充実ということもあるんだろうけど、誰かが同じものを買っていても、同じものを着ていても別に気にはならない。 むしろ誰かが着ていてカッコいいもの、他人が使っていて便利そうなものを積極的に受け入れようとしている。 それに生活やファッションの情報が満遍なく伝わるようになり、ライフスタイル、価値観、趣味、好みの平均化、一律化、都市化が進んでいるってことなんだろうか。
いずれにしても、通販生活が浸透すればするほど日本人の生活やライフスタイルが平準化し、個性も多様性も奥行きも無くなってゆくような気がするんだけど、ま、必ずしもそれが悪いとことだとも言い切れないか。

今朝のワイドショーで、「キャナリーゼ」なるセレブ人種の話が取り上げられていました。
何の事はなくて、豊洲のマンションに越して来てサブリナパンツに白いシャツ、日よけの帽子をかぶって乳母車を押し歩いてる女性たちのことなんだそうです。 いかにも「通販生活」好きって感じの人たちでした。
でも、豊洲住まいがセレブ? 亭主は「キャナリーマン」って言うんだそうです。 何か物悲しい響きですね。
豊洲なんて人が住むところだとは思ってもいなかったなあ。