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2008/03/04: "最近気になること"
空は晴れて日が差しているのに、時おり猛烈な雪になったりしています。
向山の雪の壁には至るところに亀裂が入って、小さな雪崩が頻繁に起きています。 散歩をしていても、急斜面の下では上を見上げて用心しながら通らなければなりません。
そう言えば、昨日は<桃の節句>だったんですね。 東北自動車道のどこかの料金所では桃の花束を配って雪道での安全運転を呼びかけていた・・・なんてことがテレビのニュースになっていました。 なんだかよく分からない話です。
ところで、この時期に露地で桃の花が咲いている地方はあるんだろうか?
大井沢で2mを超える雪の中に居ると、この時期に<桃の節句>というのもなんだか季節外れといった感じです。
最近、この季節外れの花や野菜、果物などが気になってしょうがありません。
暖房や照明のコストが高騰して農家が苦労している・・・なんて事ではどうでもよくて、雪の季節に桜や桃の花を飾り、1kg数万円のサクランボを食うなんてことは何か間違ってるんじゃないかと思うんです。
野菜だって同じです。 本来ならこの時期に有ってはならないはずのキュウリやトマトがどこのスーパーでも山積みになっています。 オーストラリアやニュージーランドからの輸入品だって言うんなら話は分かりますが・・・。
などと言いながらも、昨日は栃木のキュウリと茨城のレタスと静岡のセロリを買ってきて今朝の朝飯にしましたけどね。 罪悪感を伴う味ってのもそれなりに旨いと言えば旨い訳で、出張先のホテルのバーで飲む真昼間からのドライマーティニ(しかもダブルロックで)にも通じるものがありますね。(それほどでもないか・・・。)
昔、ある日本を代表する重電メーカーの部長さんと有楽町のプレスクラブで昼食を一緒に食ったときの話なんですが、どう言う訳かこの部長さんはドライマーティニが初体験で、「これは旨いねえ。」と言いながら食前酒に5〜6杯も飲んじゃったんです。
その日の午後、重役連が出席するかなり重要な会議があって、部長さんはどちらかと言えばその会議の主催者側だったんですが、彼の部下が説明をしている間に大イビキを伴った熟睡モードに入っちゃったんですね。
私は末席に居て、会議室に響き渡るイビキの音をハラハラしながら聞いていたんですが、その会議以降、部長さんには一度もお目にかかっていません。 噂では、その会議の1ヵ月後にシンガポール連絡事務所の所長さんにご栄転されたとのことでした。
ずいぶんお世話になった部長さんだったんですが。
ん〜、温室育ちの野菜や果物とはつながらないなあ。