[前の記事: "クワガタの間違い"] [新着記事一覧に戻る] [次の記事: "濁流寒河江川・・・飲酒運転はいけないんです。"]
2009/07/09: "政治に関わりたい宗教"
先日、大井沢ではほとんど見かけない背広+白ワイシャツ+ネクタイ姿の青年が我が家の前で車を止め、飼い犬を怖がりながらも「次の総選挙に立候補することになりました。」と言って名刺とチラシを私に手渡して行きました。
某宗教団体を母体とした政党なんだそうです。 北朝鮮のミサイルからこの国を守るために憲法9条を改正したり、不況を終わらせてあなたの財産を倍増させたりするんだそうです。
前回の東京都議選のときに、どういう訳か山形の創価学会の幹部らしい方々が大井沢の我が家まで来て、公明党の都議候補を応援するように東京に居る私の知人たちに声をかけてくれとのことでした。 その折りに、「池田大作先生の公明党」と言われ、強い違和感を感じたことがあります。 ま、そうなんでしょうけど。
昔から政治権力と宗教は相互に利用しあってきたにしても、それがあまりにも露骨に前面に出てくると、私個人としては完全に引いてしまいますね。
それにしても、政治家が票欲しさに宗教団体に擦り寄るのはわかるけど、宗教家の皆さんが何で政治に関わり、政権を欲しがるのかがいまひとつ理解できません。 宗教が聖で政治は俗なんてことは全く思わないけど、聖俗一致でも目指してるんだろうか。
あるいは自分たちの宗教活動に限界を感じてのことなんだろうか・・・。
それはそれとして、主要政党の代議士連中や地方自治体の議員連中を信者にしちゃった方が手っ取り早いんじゃないかなどと思ったりもする訳ですが、それとはまた別のことなんでしょうね。