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2009/07/12: "大井沢に居て金沢<みやむら>のどじょう、うなぎ"
今年も林さんから金沢<みやむら>のどじょうの蒲焼、そしてうなぎの蒲焼まで届きました。
カリッと焼けたどじょうは卵の歯ざわりも楽しく、煙の香りが絶妙です。
嬉しくて、一度に食べてしまうのはもったいなくて、昨夜は妻と二人で5本ずつ。 残りは今夜の楽しみです。
うなぎは今から昼食にいただきます。
うなぎらしいうなぎなんて、もう何年も食べていません。
東京風に蒸してはいないらしく、しっかりとした金沢風の蒲焼です。 せっかくですから、温める程度に軽く炙ってそのまま食べようと思います。
このどじょうの蒲焼を見るたびに思うのは金沢と言う町が持つ文化の奥行きの深さです。 いまだにこんなにも丁寧な仕事を続けている店があるということは、奇跡に近いような気もします。 炭火から立ち昇るどじょうの煙、その香りを嗅ぐためだけでもわざわざ金沢に行く価値がありそうです。
(ちなみに、昼食にいただいたうなぎは肉厚でボリューム満点、脂肪の旨みが口の中に広がり、味の方も満点でございました。)