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2009/08/05: "大井沢はアブの季節"
昨日、夕暮れ時の月山。 こんな風景もいいものですが、一瞬で消えてしまいます。
先日、NHKのBS2を見ていたら、ブラックバスの好きなタレントが知床辺りの見慣れた風景の中をオートバイで走っていました。
知床峠の頂上が最終目的地とかで、同行の女性と抱き合って喜んでいました。
つまらないのでテレビを消してしまったのですが、夕方になってテレビをつけたらまだ彼のタレントはオートバイで走り続けていて、今度は山形県の国道112号線、通称月山道のこれもまた見慣れた風景の中を大井沢のほうへ向って走ってるじゃありませんか。 月山が見たいんだそうです。
「へえ〜。」と思って見ていると、私がいつも犬と一緒に散歩している橋の上から月山を眺めて、「絵葉書みたいだ。」と感激していました。
私もここで8年以上も暮らしていると、大井沢を取り巻く風景がしごく当たり前のものになってしまっていて、住み始めた頃の感動が薄れてしまっているような気がします。
そんな訳で、大井沢特産のアブが飛び交い始めました。
湿ってじめついた場所や水辺を通りかかると、突然アブの大群が押し寄せてきます。 エンジンの温まった車は特に猛攻の対象になりやすく、ときには数百匹のアブが集まってきてドアを開けた途端に車内までも飛び回るアブで充満したりします。 シャツはもちろん、ジーンズの上からでも刺します。 刺された後は赤くなって腫れ、1週間くらいは痒みが取れません。
このアブの季節は10月まで続きます。 自然の美しいところは生活環境が厳しいですね。