小鯛が真鯛で秋刀魚を焼く。
自民党と民主党のDNAの違いなんて有るはずも無く、何も期待はしないんだけど、彼の藤沢周平、丸谷才一が愛でて止まない小鯛を求めて庄内は酒田の魚市場まで出かけました。
庄内浜で上がった地物の魚の中に有りましたね。 「小鯛」と書いた札が小さくて可憐な魚の上に乗っています。
しかし、良く見ればパッチリと開いた目の上にコバルトブルーのアイシャドウ。 どう見ても小さな真鯛です。 魚屋のオジサンに聞けば、胸を張って「真鯛だ。」と言います。
結局、目指すハナダイはどこにも無くて、小鯛を諦めて黒バイガイを山ほど買って帰りました。(酒、みりん、醤油で煮て、これは美味でしたね。)
とまあ、そんな訳で夕食はテラスで焼いたいわき市小名浜の秋刀魚です。
妻の実家から送られてきた秋刀魚は丸々と太って巨大。 刺身で絶句。 炭火で焼いて歓声。
秋刀魚は大井沢に限ります。 そして秋刀魚の横には標津産特大ホタテです。
標津ではカラフトマスの大群が遡上の真っ最中とか。 そんな話が聞こえてくると、心はやるものがありますね。
09/08/31 @ 01:32 PM JST [続く……]
朝、夕、大井沢
11℃。 寒かったです。
09/08/25 @ 08:39 PM JST [続く……]
不揃いなトマト
妻の畑では、秋風が吹き始めた途端にトマトが元気になり、今朝はこれだけのトマトが熟れていました。
トマトはいくら有っても困りません。
ピューレにして冷凍保存すれば、来年のトマトの季節までスパゲティのソースにしたり、ケチャップにしたりして食べ続けられます。
先日、テレビの料理番組で天日乾燥のトマトを「サンドライ・トマト」などと言っていましたけど、なんで日本語で言わないんでしょう。 つまみ菜は「スプラウト」などと言うし、ゴマだれは「セサミソース」だって。
で、この「セサミソース」なるものの材料はと言えば、練り白ごま、酢、醤油、砂糖、生姜汁。 アメリカ人にでも教えようとしていたのかなあ・・・。 テレビの中に手を突っ込んで、料理研究家なるオバサンの首を絞めたくなりましたね。
09/08/23 @ 11:09 AM JST [続く……]
ススキの野
大井沢には萱野という集落はありますが、ススキノはありません。
タヌキだって沢山居るのですが、狸小路はありません。 そんな訳で、クラブやバーはもちろんのこと、縄のれんも赤提灯も無いので、生活習慣病なんてすぐに治ってしまいます。
夏らしい夏にならないまま、お盆が過ぎたら突然の秋です。
今朝は半袖のポロシャツで外に出たら、寒くて鳥肌が立ちました。 日中でも風が吹きぬけると涼しさを通り越して、寒いほどの日があります。 せめて冬だけはいつものスケジュールで来てくれるといいんですが・・・。
09/08/22 @ 04:06 PM JST [続く……]
これから割って、積んで・・・
晴れた日が続いているおかげで、薪の玉切りがやっと終わりました。
調子が悪かったチェインソーも終わりに近づいたら急に元気を取り戻し、特に今朝は絶好調なんです。 今頃になって調子が戻ってきてもあまり嬉しくはないのですが、具合が悪いまま終わるよりはまだましでしょう。
これからの作業は、昨年の秋に割って、車庫の中に積んでおいた薪を今年の冬のために積みなおし、今回玉切りをした薪を割って車庫の中に積み、来年の冬まで乾燥させます。 全てナラ材で、火力が強くて長持ちのするいい薪になりそうです。
09/08/18 @ 12:06 PM JST [続く……]
やっと梅干の土用干し
やっと強い日差しが戻ってきて、妻は待ちかねていた梅干の土用干しを始めています。
私は昔ながらの塩分たっぷりの大きくて真っ赤な梅干が好きなので、妻に頼んで母親が作っていたような味にしてもらっています。 最近の市販の減塩梅干なんて不味くて食べる気になりません。 いくら塩分の取り過ぎが健康に悪いからといっても、梅干を一度に5個も10個も食うわけでもないし、せいぜい月に1、2度、気が向いたときに1個か2個を食べるだけなので、何十年でも保存できるほどに塩をぶち込んだ梅干が何よりです。
「土用」がいつのことなのか、つい最近まで知りませんでした。
立秋(8月8日前後)の前18日間を「夏の土用」と言うそうで、立冬の前の18日間、立春の前の18日間、そして立夏の前の18日間もそれぞれ秋、冬、春の土用と呼ぶんだそうです。
と言うことは、もうすでに夏の土用を1週間以上も過ぎているんですね。
今朝も朝は14℃、そして昼前には30℃を超えてしまいました。 薪切りを始めたら、1時間半が限界でした。
09/08/16 @ 02:11 PM JST [続く……]
梅雨も明けずに秋
梅雨明け宣言も無いまま、今朝はもう秋の風情です。
昨夜は見事な星空で一気に気温が下がり、朝5時の気温は13℃。 寒くて目が覚めました。
09/08/15 @ 05:58 PM JST [続く……]
文庫本が読めない。
別にボグダンのリールを見せびらかせたいわけじゃなくて、単に文鎮代わりに使っただけなんだけど、写真は1983年発行の「にぎやかな街で」(丸谷才一、文春文庫)と2009年発行の「猫のつもりが虎」(丸谷才一、文春文庫)です。
昨夜、ベッドに入って岩波文庫の「コロンブス航海誌」を読もうとしたら、活字が小さ過ぎて部屋の明りでは読めないんです。
最近読んだ丸谷才一の文庫本はベッドに入って部屋の明りで読んだのに・・・と思って不思議になったんですが、活字の大きさが全く違うんですね。
変色した1983年の文庫本は1ページ16行、1行43文字、そして今年発行の文春文庫は1ページがたったの14行、1行35文字なんです。
ま、活字が大きくなり、行間が広くなった分だけ老眼が進んで視力が衰えた私にも読みやすくはなっているんですが、昔の文庫本は安かったんですねえ。 156ページの「猫のつもりが虎」は税込みで660円、一方の「にぎやかな街で」は238ページで280円です。 昨日のテレビで、土門拳の写真集「筑豊のこどもたち」(1960年)はザラ紙印刷だったけど1冊100円だったと言うんです。
最近はほとんど文庫本を買わないので値段のことは良くわからないけど、昔・・・と言っても1980年頃までかな・・・は高くてもせいぜい400円くらいだったような気がします。
でも、まあ、本の値段に文句を言うつもりはありませんね。 本から得られる情報や楽しみのことを考えたら、2千円でも3千円でも安いと思います。
例えば、私の手元にある「The Silver Spoon」というハードカバー、1,260ページ余のイタリア料理の本は、2,000以上もレシピが載っていてたったの45ドルです。 Amazonで買ったら4,000円もしませんでした。 次々に取れるので、「どうやって食おうか?」といつも頭を悩ませるズッキーニだけでも70〜80種ものレシピが載っています。 豚や子羊のレシピもそれぞれ20種前後も有って、実際に料理を作らなくても、あれこれと想像しながら眺めているだけで十分に楽しめます。
話はさらにそれちゃいますけど、英語の料理本て、どうしてあんなにも分かりやすいんでしょう。 私は決して英語が得意ではないのですが、日本語でごちゃごちゃと説明されている料理のテキストよりも、簡潔明瞭な英語で書かれたレシピの方がすっきりと理解できます。
日本の料理本は、その全てがご飯の炊き方も知らないような人たちを対象としているのか、あまりにも親切過ぎます。
09/08/14 @ 12:31 PM JST [続く……]
梅雨明け宣言放棄
仙台管区気象台は東北地方の今年の梅雨明け宣言を諦めたんだそうです。
梅雨と呼ばれる気象現象はもう終わったのか、それともまだ続いているのか、判断できなくなってしまったんでしょう。
天気予報が思わせぶりで、毎日期待を裏切ります。
火曜日には晴れるはずだったのに、晴れマークは次々に後送りされ、今日の予報では晴れるのは土曜日からということになっています。 ネット上の天気予報が何時間おきに更新されるのか知りませんが、朝と夕方では変わっていたり、先日なんて「予報じゃなくて報告じゃないの?」と思うような、まるで後出しみたいな予報もありました。
今の時期は過去のデータを元にしてのシミュレーション(私はいつも<シュミレーション>と書きそうになります。)が難しいのかも知れません。 あるいは、最近の気候変動で過去のデータに基づいての予報があまり信頼できなくなっているのかも知れません。
今日の週間予報のように、土曜日からはカラリと晴れ上がってくれれば嬉しいのですが。
この週末はお盆ということで、大井沢でも帰省する人が多くなっています。
週末の大井沢人口はふだんの何倍にもなることでしょう。
喧騒の都会から、せっかく静かな故郷を楽しみに来てくれるのでしょうから、私もチェインソーのうるさいエンジン音を控えることにします。 とは言っても、雨が上がると、ついつい薪切りを始めたくなってしまいます。 丸太の山はまだ3分の1以上も残っているんです。
09/08/12 @ 11:25 AM JST [続く……]
「傷跡」を「ショウセキ」と読む大臣が居て・・・
ドナルド・キーンの「日本人の質問」を読むと、改めて「日本人の日本知らず。」ということをつくづくと思い知らされます。
「踏襲」を「フシュウ」と読んだり、「未曾有」を「ミゾユウ」と言ったり、さらには「傷跡」を「ショウセキ」などと言ってしまったりする人が総理大臣なんだからしょうがない、と言えばしょうがないのかも知れないんだけど。 (それにしても、「フシュウ」だの「ショウセキ」だのって、どこを突付けば出てくる音なんでしょうね?)
09/08/10 @ 04:16 PM JST [続く……]
似たり寄ったり
今朝の朝日新聞(山形版)の6面と21面に掲載されていた広告です。
朝食を食べながら新聞をめくっていたら、さっき見たはずの広告がまた出ているので、変に思い前に戻って確かめたら別々の政党のものでした。
もし広告のビジュアルにもメッセージが有るとすれば、この二つの広告は同じような価値観を持って、同じようなことを言おうとしているのかも知れない。
ヘッドコピーもボディーコピーも読む気になれないので、何を訴えようとしているのかわかりませんが、本音のところは似たり寄ったりなんじゃないかと思います。
少なくとも胡散臭さに関しては、どっちもどっち、区別がつきません。 いっそのこと一緒にやればいいのに。
で、二人とも目線をそらしているんですね。 選挙民に向って、まともに視線を合わせられない後ろめたさがあるんでしょう。
09/08/09 @ 05:14 PM JST [続く……]
白いネジバナ
ネジバナは濃いピンクが普通なのですが、この1本だけは白です。
珍しいのか、ごく有り触れた色なのかわかりませんが、庭先の草刈りをしていて見つけました。
昨日も今日も雨模様で、薪切りの作業は休みです。
で、良く分からないのが「核兵器の無い平和な世界。」というスローガン。
核兵器が無くなるだけで平和な世界になるとは思えないなあ。
平和な世界になれば核兵器だけじゃなくて、通常兵器も自衛隊もいらなくなると思うんだけど。
ただ、通常兵器まで無くしちゃったら兵器産業が無くなって大量の失業者が出て、アメリカもロシアも北朝鮮もイギリスもフランスも、中国までもが不景気になって、三菱重工や川崎重工も困っちゃって、また戦争の種になるってことなんだろうか。
09/08/08 @ 11:55 AM JST [続く……]
梅雨いまだ明けず・・・アブは黒が好き?
妻の畑の花豆(といっても花を観賞する豆ではありません。 大粒のインゲン豆です。)が朝からの雨に濡れています。
明日も一日中雨の予報。 梅雨いまだ明けず、といったところです。
今朝、山裾の方へ散歩に行き、黒い雨傘を開いた途端に猛烈なアブの襲来に会いました。 数十匹のアブがこうもり傘の中に入り込んできて飛び回ります。 初めての経験です。
うんざりして、雨に濡れるのもかまわずに傘をたたむとアブの大群は消えてしまいました。 試しに再度傘を広げたら、瞬時にアブの猛襲です。
我が家の黒犬は散歩に出れば必ず20〜30匹のアブたちを引き連れて歩くので、アブは犬の体温に引き寄せられているのかとも思っていたのですが、どうやらスズメバチ同様に黒い色がアブを引き付けていたようです。
2日ほど前に、黒い靴下の上からアブに刺され、今は痒みが鈍い痛みに代わっています。
藤本さんの「鮭声鱒語」によると、忠類川でのアブ対策にははっかスプレーが絶大な効果的を発揮するとのこと。 黒い犬や黒いこうもり傘にも効果があるだろうか。 試してみよう。
09/08/07 @ 11:31 AM JST [続く……]
大井沢はアブの季節
昨日、夕暮れ時の月山。 こんな風景もいいものですが、一瞬で消えてしまいます。
先日、NHKのBS2を見ていたら、ブラックバスの好きなタレントが知床辺りの見慣れた風景の中をオートバイで走っていました。
知床峠の頂上が最終目的地とかで、同行の女性と抱き合って喜んでいました。
09/08/05 @ 12:11 PM JST [続く……]
山のユリ2種、歌舞伎町の養老園
オオウバユリ。 これも百合根が食用になると聞きました。
そのせいか、道路沿いに有っても、この花だけは刈り残されていたりします。
ウバユリの名前の由来は、花の時期に葉が枯れて無くなるので、「歯が無い」から来た語呂合わせだってんですが・・・。
そう言えば、「言海」では百合の語源を「ゆりハ韓語ナリトモ云、或云、花大ク茎細ク、風ニ揺レバイフカト、イカガ」と説明しているんですが、大槻さんに「イカガ」などと言われちゃってもねえ。
韓語、つまり朝鮮語では百合のことを「nari」というらしい。(日本語源大辞典)
09/08/03 @ 11:44 AM JST [続く……]
薪を切る。
薪を切ったり、薪割りをしたりというのはなんだか言葉として変な感じがします。
長い丸太を短く切って、それを割ったものが薪という完成品になる訳で、薪切りとか薪割りということになると、その完成品である薪をさらに切ったり、割ったりすることになるんじゃないか・・・などと思ったりもするんですが、ま、どうでもいいことですね。
広辞苑によると、「薪」の定義は「雑木を適宜の大きさに切り割って乾燥させたもの。」だそうだし、「薪割り」は「薪を割ること。」だそうで、そうなると、やはり薪になったものを更に短く切ったり、割ったりすることを薪切りとか薪割りと言うべきなんでしょう。
09/08/02 @ 01:20 PM JST [続く……]
供給過多
今年は天候不順で野菜の出来が思わしくないと言いながらも、妻の畑では油断して1日も見ないでいると巨大化したキュウリが20〜30本もぶら下がっていたりします。
09/08/01 @ 01:28 PM JST [続く……]