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2005/05/08: "礼儀知らずの失礼な連中"
我が家の軒下を見ず知らずの一団が通ります。
庭先で作業をしている私を見ても、挨拶もしません。
全員が60歳前後。 300mm、500mmの望遠レンズを装備した高級一眼レフを持ち、いかにも高価そうな三脚をぶら下げています。 服装ももちろんピッカピカの<フォトグラファーファッション>。
どうやら、大井沢の山桜を狙って、関東方面から来たグループのようです。
あまりにも礼儀知らず、あまりにも傍若無人で失礼な連中なので、「ここは私の家なんですが、どちら様でしょう? 何か御用ですか?」と声を掛けました。
とがめられること自体が理不尽でもあるかのように、怪訝そうな表情で私の顔を見、「あ、いや、失礼・・・。」などと言いながら通り過ぎます。
全く失礼な連中です。
会社や職場や地元では、それぞれがそれなりの立場にある人たちなんでしょうし、有楽町のガード下辺りでビールのケースを椅子代わりにチュウハイを飲み、焼き鳥の串をかじりながら部下や若い人たちに向かって「最近の若い連中は礼儀ってものを知らないよ・・・。」などと説教したりしているに違いありません。 そのくせ、ひとんちの軒先を挨拶も無しに団体で通り過ぎたり、農道の入り口をふさぐように駐車したりすることがどれほど不愉快で迷惑な行為なのかも知らないんです。 畑の中まで入り込んで三脚を立てる馬鹿なオバさんまで居ます。 注意しようと近づいたら、そそくさと逃げます。
こんな連中は山村に住む人々や地元民の生活なんて無視してもかまわないとでも思ってるんでしょうか?
ひどく不遜で腹立たしい連中ではありました。 日本の戦後教育は間違ってます。 それとも日教組が悪かったのかな?
ちなみに、写真の撮影に来る連中同様に傍若無人ではた迷惑なのは絵を描きに来る連中です。 どこにでも車を止め、どこにでもイーゼルを立て、断りも無くひとんちの水道から水を汲んだりします。
こんな連中に撮影されたり、絵に描かれたりしたらせっかくの大井沢の風景が汚れてしまいそうです。