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2005/08/02: "雪囲いの整理"
この週末にはやっと梅雨が明けそうです。
4月に雪から掘り出し、雨ざらしのまま積み上げていた雪囲い用の丸太を整理しています。 これで、半分ほどの量。 庭の木々を雪から守るにはこれらの丸太のほかにも大量の杭を使います。
大井沢では、どの家でも数十本から100本ほどの杉や檜の長い丸太を保管しています。 根元の太さはどれも15cmほどで、長さは5、6m。 長いものは7、8mから10mもあります。 最初は使用目的がわかりませんでした。
11月末から12月にかけて、これらの丸太を使って庭木の雪囲いを作り始めます。
最初の冬は、「何とオーバーな・・・。」と思いながら見ていたのですが、一冬を越してみて、これらの雪囲いがオーバースペックでも何でもないことを理解しました。 我が家の上品で繊細な雪囲いは春には見事に押しつぶされいました。
修平さんが昔からの作業小屋を取り壊すときに、大切に保管していた丸太を「好きなだけ持って行け。」と言ってくれました。 まだ稲刈り用のコンバインが使われていなかった頃、この丸太でハサ(稲架)を組み、刈り取った稲の束を架けて干したんだそうです。 2階建ての家ほどの高さまで組んだと言います。
この冬は、我が家でもこの丸太を使って雪囲いを作りました。 それでも、春までには何本もの丸太が雪の圧力に耐えられずに折れていました。
もちろん今年も使います。 問題は保管場所です。 もう数十年も前に切った杉です。 雨ざらしのままではすぐに腐ってしまいます。 テラスの下が邪魔にもならずに理想的なんですが、そこにはまだ大量の薪を積み上げたままにしてあります。 これも、片付けなくては・・・。 新しい薪はどこに積めばいいんだろう?
大井沢では夏でも生活の中に雪が付いて回ります。 もう8月。 すぐに9月になり10月になります。 そして11月には初雪が降ります。