[前の記事: "朝5時、気温15℃"] [新着記事一覧に戻る] [次の記事: "土砂崩れ"]
2005/08/24: "この時期の大井沢名物:あぶ"
この時期の嬉しくない大井沢名物がアブです。
2週間ほど前から大量発生していて、沢筋の湿気の多いような所に車を止めると、あっという間に信じられないほどの数のアブが一気に襲い掛かってきます。 数と言うよりは、むしろ<量>と表現する方がぴったりの量です。 英語で言えば"millions of..."ではなくて"tons of..."ってな感じです。 どうやら、大型のものから小型バージョンまで2〜3種類のアブが居るようです。 川や沢のそばに居るのは小型がほとんどですが、家の回りに居るのは体調1.5cmほとの大型が中心です。 (上の写真はその大型バージョンです。 コイツが窓ガラスに体当たりをすると、ゴツンゴツンと大きな音がします。)
その大型のヤツが家の中にまで進入してきて、テーブルや机の下から人間の足を狙います。 厚手の靴下だろうがジーンズだろうが全く関係なく、まるで赤ん坊の柔肌でも刺すように刺します。 刺されたところは最初は痒いのですが、2日目からは痛みだします。 その痛みが3日も4日も続いたりします。
対抗策は、彼らの居るような場所には近づかないことと屋内に侵入されたらただひたすらハエ叩きで殺戮しまくることだけです。 昨日は20匹以上を叩き殺しちゃいました。 ハエ叩きの命中精度がかなり上がりました。 妻は足で踏んだりします。 私は電気スタンドの傘に止まっているヤツを素手で摘まんだりもします。
それにしても、これだけの数(あるいは量)のアブが哺乳類の血だけを吸って生きているとも思えず、何を食料にしているのかが不思議です。
もうすぐカメムシの季節がやって来ます。 これも量で押し寄せてきます。
カメムシが大発生する年は雪が多いんだそうです。
いずれにしても、虫の多さは自然の豊かさにつながるんでしょうし、彼らのテリトリーに侵入したのは私の方なんですから、多少の被害はしょうがありません。