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2005/08/08: "変な言葉・・・担保する"
郵政民営化法案で盛り上がる参議院での議論の中で、<担保する>という言葉が頻繁に使われていました。
意味やニュアンスは理解できるんですが、聞いていて居心地の悪るさを覚えます。
これは経済用語なんだろうか? それとも政治家用語なんだろうか? それとも郵政民営化の議論の中で突然出てきた言葉? 少なくとも日本語としてはこなれていない感じです。
<保証する>とか<確保する>じゃ駄目なんだろうか?
広辞苑によれば、担保とは「・・・債権の弁済を確保する手段となるもの。」とあります。 要するに担保は<もの>なんです。 それに<する>や<される>をくっつけても、日本語としては正しく機能しないと思います。 どうやら、日本語の乱れは永田町界隈でも激しくなっているらしい。
法案が否決されちゃった最大の要因は、<担保する>が機能しなかったせいじゃないのかなあ・・・。