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2008/04/02: "嵐が去ってイワツバメ"
2日ほど、千の風が数千万の怨霊となって吹き荒れていましたが、今朝はまた静かな春先の大井沢に戻りました。
やはり、風になんかならないでお墓の中で眠ってて欲しいな。
イワツバメの第一陣を見ました。 まだ数羽の小さな群れですが、ツバメたちが来ると言うことはやはり春なんですね。
また今年も家の中に巣を作らせないためのツバメとの知恵比べが始まります。
ちなみに、1週間ほど前から我が家のカーポートは不良雀たちの溜まり場になっていて、多いときには15〜6羽も集まっては大騒ぎをしています。 始めの頃は、人間や犬の姿を見れば逃げていたのに、今ではすっかりずうずうしくなってこちらに向って野次を飛ばしてくる始末です。 もちろん、私も犬も竹箒を持って追い回すようなことはしません。 大人ですから。 ただ、糞害には少し憤慨しています。
この時期だけの季節限定<大井沢流し素麺の滝>。 残雪が消えれば流し素麺も終わりです。
岡辺さんの寝相が悪いと白金の衾もこんな具合になります。
「いつ落ちるか・・・。」と毎日見ているのですが、いつまで経っても落ちません。
こんな風にひび割れた雪を見て、いつも連想するのはふかし立ての饅頭、カルメ焼き、メレンゲ、肉まん・・・。
小さな子供の頃、村の駄菓子屋でオヤジが毎朝饅頭を蒸篭で蒸していました。 あめ色の饅頭の皮にはどれもひび割れが出来ていてとても美味しそうでした。 ただ、不思議なのはその饅頭を食べた記憶がありません。 家が貧しかったので買ってもらえなかったのか、大人たちには何か買いたくない理由があったのか・・・教えてくれそうな人は誰も残っていません。