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2008/04/18: "マガモ飛んでテン走る。"
マガモもそうですが、カモ類の飛び立つ方向を予測するのはそれほど難しいことではありません。
要は300mmの望遠レンズで瞬時にファインダー内に捉え、シャッターを切れるかどうかです。 このマガモの場合はかなり上手く行った方なんですが、実を言えば純白の朝日連峰を背景に・・・と狙っての失敗作です。
テンが走る方向を予測するのはかなり難しいと言うことがわかりました。
昨日の午後、犬を車に乗せて上島の町道をのんびりと走っていたら、大宝院のお婆さんが家の前で焚き火をしていて、犬が大騒ぎをします。 お婆さんを吠えているのかと思ったら、まるでお婆さんが飼っているペットのように、すぐそばをテンがうろついています。 びっくりして車を止め、カメラを手にしたら私の予想とは全く逆の方向へ逃げてしまいました。
逃げたのはお婆さんではありません。 テンです。
お婆さんに、「テンでしたよね。」と声をかけたら、「ンだな。」と気の無い返事でした。 テンもお婆さんもお互いにお互いの存在を自然体で受け入れているようです。
帰り道でまたテンが道路の左側をトコトコと小走りに走っています。 左側の方が開けているし、その先には雪の下から顔をだしたブッシュがあるので、当然そっちの方向へ走るものだと思ったら、予想を裏切って右側の杉林を目指して走り出します。
テンはまだ冬毛で、顔は白く足はチョコレート色でソックスかニーブーツを履いているようです。
すぐに車から犬を出して追わせたのですが、当然のことながら影も形もありません。 犬を車に呼び戻して100mも走らないのに、目の前をまたテンがトコトコと走っています。 3回目があるとは予想もしませんでした。 車の速度を落としながらカメラを手元に引き寄せ、さて今度こそは・・・とかまえた途端に欣也さんちの林に飛び込まれてしまいました。
3回とも同じ固体だったのか、それとも別々の固体だったのか、全く分かりません。 それにしても、300mほどの間で3回もテンに遭遇するのも珍しいことです。