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2008/04/29: "そろそろ山菜の季節・・・初物コゴミ"
妻が家の近くで採って来たコゴミ。 初物です。
まだ少しきり出ていないとのことですが、初物は少しだからこそ希少で美味しいんですね。
コゴミが出始めると、大井沢もいよいよ山菜の季節です。 (「さんさい」を変換しようとすると最初に「三歳」が出てくるので、所ジョージの「ダーツの旅」で、「山菜採りはいつ頃からやってるんですか?」の質問に「三歳頃から・・・。」と答えた北海道標津町の某F氏の顔が頭の中にチラついて鬱陶しくなります。)
これからはヨブスマソウ、ミヤマイラクサ、山ウド、赤コゴミ(アブラコゴミ)、タラノメ、ミズ、根曲がり竹の筍・・・といっせいに、あるいは次々に登場することになります。 (最近、テレビや新聞で筍を「竹の子」と表記しているんで気になっているんだけど、これは日本語表記としてアリなんだろうか、と思って広辞苑をひいたらちゃんと「竹の子」が載っています。 ただ、「筍生活」や「筍飯」のような場合には「竹の子」は使われないようです。 でも、テレビの料理番組では「竹の子ご飯」なんてことを言ってましたね。 筍飯じゃ下品なのかな?)
それはそれとして、最近では茸同様にほとんどが栽培もの、という山菜(と言えるのかな?)も多くなっています。
市販されているゼンマイ、ワラビ、タラノメ、山ウド、ウルイ、アマドコロ、ギョウジャニンニク(大井沢では野生のものを見たことがありません。)、アカコゴミ、細筍などはほとんどが栽培物でしょうし、瓶詰めや袋詰めで売られている加工品になると中国産の素材を使っているものも多いと思いますね。 実際に、天童駅の地元物産館で売っていた山菜の瓶詰めは原材料が中国となっていました。 ま、天童で買えば天童土産ってことになるんでしょうけど。 (以前にMade in Japanのアメリカ土産をもらったことがあります。)
庭先の畑では、ギョウジャニンニクが元気いっぱいに芽を出しています。 ずいぶん増えてきたので、今年は食べられそうです。 生の醤油漬けが大好きです。
とまあ、そんな訳でこれからしばらくは山菜天国と言ったところですが、連日の山菜攻撃にさらされると「地獄かも知れない・・・。」などと思ったりすることもあります。 山菜の場合は調理方法や味付けに変化が少なく、どうしても単純になってしまうと言うこともあるんでしょうが、やはり、日常の食材としてはレタスやキュウリの方が美味しいですよね。