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2008/07/03: "大井沢に居て嬉しいこと"
大井沢に居て嬉しいことは季節毎に色々とあるけど、サクランボもそのひとつです。
近所の人たちが「クズだけど・・・。」と言いながら持ってきてくれる沢山のサクランボは、確かに色も形も不揃いなんだけど甘みも香りも歯ざわりも市販の高級品と変わりません。(高級品はほとんど食べたことが無いので確信はありませんが。) うっかり何の気なしに食べ始めたりすると、止まらなくなって困ります。
ただ単に色と形が揃っていないというだけで、なぜ商品価値を失ってしまうのか不思議でなりません。
曲がったキュウリは、箱詰めが難しかったり、1本当たりの値段を付けにくく、ばら売りができなかったりして流通経路に乗せるのが難しいんだそうだけど、サクランボはどうせ量り売りなんだろうから何とかして安く流通させる方法は無いんだろうか・・・などと思ったりもするんですが、そうなると我が家に来るサクランボが消えてしまう可能性もあるんで、やはり現状維持がいいですね。
なぜ大井沢に居てサクランボを豊富に食えるのか、ということになると良く分かりません。
ここではサクランボはもちろんですが、山葡萄以外の果樹は全く育ちません。 豪雪による果樹の枝折れ、短い日照時間、遅い季節まで続く低温などのせいだと思います。
理由はどうあれ、美味しいものを豊富に食えるということはとてもいいことです。 テーブルの上にある山盛りのサクランボを見ているとちょっと豊かな気分も味わえますし・・・。