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2002/03/05: "色々あって・・・"

今日は朝から見事な快晴です。 昨夜降り積もったベランダの雪も朝日が指し始めるとすぐに消えてしまいました。 今朝の釣り人は二人。 二人とも釣れていない様子。 それでもポイントを移動せずにキャステイングを繰り返しています。 二人とも過去にいい思いをしたポイントなのでしょうが、年ごと、季節ごとにポイントが移動してしまうこともあります。 昨シーズンの好ポイントが今シーズンも、とは限らないのですがね。
午後からでも川に入ってみるつもりです。

昨日は予想外に忙しくて、9時には寝てしまいました。
魚たちも集団で冬を過ごしていたところを集中的にフライを流されたものだから、少しすれはじめているんじゃないかなどと気になっています。

1月の吹雪の日に村を出ようと快調にはしっていると、見通しの悪いカーブになった坂の上に突然対向車が現れました。 しかも、道路中央寄りを突っ込んできました。 思わずブレーキを踏んだのですがスリップして止まれず、雪の壁に衝突してしまいました。 フェンダーがへこんでしまいました。
で、寒河江スバルへ車を修理に出そうとしていると10時ころに中学2年生のカズくんと小学3年生のトモくんが現れました。 トモくんにバウアーのリールに#5のラインを巻いてプレゼントしたり、カズくんにはFoxfireのザックをあげたりしながらフライタイングをしていると、原店(はらみせ)のオジさんが1階の物置から入ってきました。 オジさんにお茶を出しながら子供たちにタイングを教えたり、寒河江スバルに電話をしたり・・・。
で、原店のオジさんが帰ってから子供たちに昼食をサービス(なんと、ステーキランチ!)。 昼食後に子供たちを朝日山の家に連れてゆくと新田さんの奥さんや鈴木さん、喜春さんなどが居て、しばらく馬鹿話をしてから車を寒河江スバルまで持ってゆきました。
代車がすごいです。 真っ赤なビロード内装の日産パルサー。 しかも内装のビロードは擦り切れて一部垂れ下がっています。 アクセルが重い、ブレーキが重い、ハンドルが重いという極めてバランスの取れた乗り心地で、しかもすごい音がするんで猛スピードで走っているような体験をできます。

夕方、怪しげな人物が我が家を観察しています。
ふと、ある動物写真家が我が家を訪れるキツネに興味を持っているという話を思い出しました。 やはり写真家の方でした。
先日我が家に滞在していた知人は、「餌付けされた動物を撮影するなんて・・・。」と鼻で笑っていましたが、その発想は偏っていると思います。 野生の生態を記録するのでしたらそれなりの条件が要求されるのでしょうが、単に「野生のキツネを撮影する」という目的でしたら野生のテリトリーに侵入せずに済む方法での撮影はむしろ自然保護につながると思います。 大井沢に住んでいると、「動物写真家」なる人々の悪逆非道の話を色々と聞きます。 希少種のタカやワシの巣と雛の写真を見ますが、彼らの営巣地放棄につながるのは道路工事や開発工事よりもこのような動物写真家による接近撮影だとも言われています。 巣の中の雛をアップで撮影するために500mmの望遠レンズを使ったからといっての巣からの距離はせいぜい30mでしょう。 野生の生命に30mまで近づいて、彼らを恐怖のどん底に落とし入れない方が変ですよね。
いや、それ以上に変なのは野生動物が感じるであろう恐怖感をイメージできない人たちでしょう。
ちなみに、私は自然保護の同調者ではありますが、自然保護者ではありません。 1時間に7匹もの魚を掛けながら自然保護を論じるつもりはありません。