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2002/03/19: "六本木"
NHKの夜7時のニュースは東京タワーと六本木の夜景から始まるんですが、それを見るたびに「あ、東京タワーだ。」とか「あ、森ビルがあそこまで出来てるんだ。」などと叫んでいます。
山形で見るニュースは馴染みのない話と知らない地名ばかりが出てきて、何とはなしに疎外感を感じています。 「たまには東京のニュースが見たいよ。」という娘の冗談に共感を覚えてしまったりします。 変な話ですが、東京で起きた犯罪のニュースなどを見ると少しなごんでしまったりします。
友人のホームページに「六本木のショムニ」などという店名が出ていました。 防衛庁の前にある「セクハラパブ、ショム2」のことのようです。
今でも健在なのかどうかわかりませんが、看板を見るたびに「セクハラパブって何だろう?あの店に入ると、会社の課長とか部長みたいなボーイが居て女性客にセクハラしちゃうんだろうか?」とか「いや、やっぱり常識からいって客がホステスにセクハラするんだろう。」とか「お客さん、セクハラは困るんだよなあ、などと脅されて法外な呑み代を取られたりしないんだろうか?」などと妄想を楽しんだものです。
夜遅く、地下鉄の六本木駅を降りてゴトウ花屋の裏などを自宅に向かって歩いていると六本木郵便局の前で「社長、もうお帰りですか?」などと声をかけてくるオバさんが居ました。 無視して通り過ぎようとすると、いろんなことを言います。
「今日入ったばかりの18歳なんですけど、見るだけ見ません?」
「外人ばっかり。 見るだけはタダですよ。」
雨の日などは傘を差しかけてくれて、上記のようなことを言いながら我が家の近くまで送って(?)くれたりします。
(そう言えば、赤坂見附の角から飛び出してきたオニーちゃんは、私に向かっていきなり指2本を突き出し「共立女子短大2年生! 学生証付き!」と叫びました。 あれは何だったんでしょう? )
昔、六本木交差点の近くで雨宿り代わりにとホストクラブに入ってしまったことがあります。 以前に入ったときは絶対に普通のバーだったのに、と不思議に思いながら帰ろうとすると「男性のお客さんでも結構です。」なんて言われて同僚3人と入り込んでしまいました。 そんな訳で、最初で最後のホスト遊びをしてしまいましたが別にポルシェやローレックスを貢いだわけではありません。
要するに、このバーは店の名前は同じで夜12時になるとホステスからホストに代わるシステムだったんです。 女性客のいろんな話が聞けてかなり面白かったですよ。 ただし、2時間でボトルが3本空きました。 ホストが5、6人で飲みまくるんです。(あれは誰が払ったんだろう? 会社のカネを1億円も使い込んで行方不明になっていた経理部長が払ったような気がします。 彼は2年後にスズキ自動車の浜松工場で見つかり、懲役2年とかの実刑だったとか聞きました。)
今日は中国からの黄砂が舞い、月山が霞むほどでした。
夜になって猛烈な雪が降ったりやんだしています。 気温は1℃。
川は相変わらず雪代が入って増水気味です。
六本木に行ったら香妃園の鳥煮込みそばを食おうと思っています。