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2002/03/12: "CDC Snow"
今日(3月11日)も昨日同様の天候で朝の気温は4℃、雨。 昼前には気温が0℃まで下がり「CDC Snow」が降り続き、夜には星空、そして小雨です。
釣り人が一人、早朝から川に入っていましたが10時ころには上がってしまったようです。 明日の天気が良ければ、まだ誰も入っていないポイントを試してみようと思いフライを巻き始めましたが、3個も巻くとウンザリしてしまいます。
娘が傍に来て「フライ・タイングって楽しい?」と聞きます。
「ミミズ掘りが楽しいかって聞かれているようなもんだな。」などと馬鹿な返事をしましたが、正直のところ私の注文通り、イメージ通りのフライをタダで巻いてくれる人が居たら絶対に自分では巻きませんね。
山形県長井市の野川で雪崩に巻き込まれて行方不明になっている釣り人がいます。 今ごろから5月くらいまでが雪崩、雪代による増水など、山間部の渓流は結構危険なんじゃないでしょうか。
考えてみれば、自然の中での釣りってのもかなり危険の伴う遊びですよね。 「猟師、山を見ず。」的な要素は釣り人にこそ当てはまるようなきがしますけど、逆にある程度の危険が伴うからこそ面白い、と言うこともありますね。
今夜は喜春さんと忠昭さんが我が家を訪ねて来てくれて、12時近くまでコーヒーを飲みながら難しい話から馬鹿話までの広範囲に渡る話題で盛り上がりました。 残念なことにこのご両人は全く酒を飲みません。 コーヒーやコーラで盛り上がるのも一種の芸ではないかと思ってしまいます。
この人たちの話は絶対に机上の空論ではなくて(ホラ話は混じりますが)、実生活の体験で培われた話題なので考えさせられ、反省させられ、目から鱗が落ちまくり、驚かされ、笑わされ、そしてとても教えられます。
ここに暮らす人たちと同じ目線で世の中を見てみると、40年の東京生活で見えなくなっていたものが見え始めてくるような気がしています。 六本木での40年、広告業界とコンピュータ業界での30数年、あれは何だったんでしょうね?
もっとも、あの40年があったからこそ今の大井沢の暮らしを貴重なものと思えるんでしょうけど・・・。
娘が撒いたパンにつられて、今夜もキツネが出てきました。 喜春さんのランクルの前でセンサーライトに照らされながら悠々とパンを食べています。 それを3階の窓から男が3人で眺めているのも漫画チックで楽しいものです。