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2002/11/16: "余裕のキツネ"

つい先日、大井沢川の上流でクマが座り込んでブナの実を食べている場面に出遭った人がいるそうです。 クマは一瞬驚いて逃げたのですが、すぐに引き返して追いかけてきたそうで、同行の人たちが駆けつけてくれなかったらどうなっていたかわからなかった・・・という話を聞きました。 いつもより早い雪ので、クマもあせっていて、気が立っているのかもしれません。


ここ数日、家の周りにキツネの足跡が目立つようになりました。 昨夜遅く、庭先の唐松の根元に鶏の骨と魚の骨を置いたら、鶏の骨だけが消えていて魚の骨はそのままになっていました。 台所の外に置いたカキの殻も一応はチェックして行った様子で、足跡だけは残っていましたが齧った形跡はありませんでした。
キツネはまだ余裕をもって餌探しをしているようです。

雪が小降りになって薄日も指していたので、いつもカモシカが姿を見せる対岸の高台に登って見ました。 上がってみると両側が急斜面になっていてちょっと恐い場所でしたが、月山から朝日連峰、寒河江川の流れ、大井沢の部落、対岸の山々などが一望できる素晴らしい見晴らしの場所でした。 我が家の周りをうろうろしているギン(朝日山の家の愛犬)の姿も手にとるように見えてしまいます。
半日をじっと座ったままで時間を過ごしているカモシカの気持ちが理解できました。 多分、暇なときにあの高台から下界を見下ろしていたら絶対に退屈しそうにありません。 私もすっかり気に入ってしまいました。 晴れた日にでもまた登ってみることにします。
降りてくると、沢伝いにカモシカの足跡を見つけ、たどって行くと平尾さんの裏の杉林から赤い吊橋の方まで続いていました。 平尾さんの池は薄っすらと雪に覆われ、開いた水面を狙って4、5人の釣り人がルアーを投げ込んでいました。 池の横を流れている細い水路に平尾さんのところから逃げ出したのか10cmから40cmくらいまでの鯉が群れていて、ちょっと気味の悪い風景でした。 なぜそんな風に感じたのか分かりませんが、鯉の群れを見て気味悪く思ったのは初めてです。
膝近くまで積もった雪の中を2時間ちかくも歩き回ると疲れ果てます。 そろそろカンジキが必要です。
それにしても「SOREL」の防寒靴には感心させられます。