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2002/11/25: "カモシカの場所から"
土曜日の午後、対岸の高台に暗くなるまでカモシカが座り続けていました。
昨日、家族と一緒にその「カモシカの場所」まで上ってみました。 前回に比べれば雪もほとんど消えていて、簡単に上がることができたのですが、それでも娘は「こんなに恐いところはもう2度と来ない。」と宣言していました。
カビだらけになっていたLowaの登山靴を引っ張り出して20数年ぶりに履いてみました。 札幌門田のピッケルも同じくらい長い間触っていませんでした。 そのピッケルと登山靴で雪の急斜面を登るのは予想以上に快適でした。 すっかりいい気分になって、雪の中を歩き回り、夕方には疲れ果ててしまいましたが、30年前のドイツ製登山靴はどこも痛んでいなくてSORELに負けない防寒性を維持していました。
「カモシカの場所」から見ると、はるか下の方で釣堀が店じまいの準備をしている様子やら、小学校裏の子供たちスのキー場やら、雪に輝く朝日連峰やらが鳥瞰図でも見ているように一度に視界に入ってきます。 大きな栗の木の幹にいかにもおいしそうなキノコが生えてましたが、見慣れないものだったので持ち帰るのは止めました。
雪が深くなる前に、少し山歩きをしてみようかと考え始めています。 昔、Lowaと門田の鍛造アイゼンとピッケルで冬山を歩き回っていたころを思い出しました。 渓流釣りにのめり込む以前のことなんですが。