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2004/05/08: "年金受給者の生活情報誌"
突然こんな雑誌が送られてきました。
「年金受給者の生活情報誌(エンジョイ ライフ マガジン)」なんだそうです。 その内容のつまらなさ、無意味さたるや空前絶後。 三流企業のPR誌だってこれよりははるかに内容があります。
もうこれは資源の無駄、年金の無駄遣い以外の何物でもありません。
北村社会保険出版という会社がクオータリーに発行しているらしいのですが、厚生年金の受給者には年に1〜2回、自動的に送られて来るようなんです。 で、もしも毎号読みたいという人(そんな人が居るとは思えませんが。)は購読料(1冊278円)が必要になります。
この出版社も正体不明ですが、何の目的でこんなものを発行し、送付しているのか全く理解できません。
で、2004年春号の内容ですが:
・Short Essay「花と人の心」 串田 孫一
・特集 植物を学ぶ、植物に学ぶ「自然ウオッチングのすすめ」
・インタビュー 「年金制度を壊してはいけません」 ゲスト:厚生年金基金連合会専務理事 矢野朝水(元厚生省 年金局長)
・年金展望 「アルキメデスとアインシュタイン 梃子の原理=複利計算X時間〜積立て方式の給付建て年金制度」
・長陽健康倶楽部 「量より質の快適睡眠法」
・年金ニュース 「知っておきたい障害年金の知識」
・ぴっくあっぷジャーナル 「携帯電話はもはや「長陽」世代の常識?」
・平成16年度 基金の予算をお知らせします
・ルポ・はつらつ人間 「歩くって、とても楽しいんです」
・長陽クラブ(いわゆる投書欄です。)
・NHK大河ドラマ「新選組!」に寄せて 「池田屋から禁門の変へ」
・長陽旅ごよみ 「シネマ・ロマンチック・ジャーニー 巴里の空の下」
・味の歳時記 「春の香り」 北 杜夫
これだけ盛り沢山の無意味な情報を掲載しながら表紙を含めてたったの48ページ(B5)。
こんな雑誌なんて見たくもないから、年金を278円増やして欲しいものです。 それに、わざわざこんなゴミを我が家まで配達させられる郵便屋さんが気の毒です。