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2004/05/14: "ニリンソウ"
カタクリほどではありませんが、ニリンソウの群落も至る所にあります。 今が盛りです。
この若芽は食用になるらしいのですが、トリカブトの若芽と似ています。 見分けがつかないほど似ているとも思えないのですが、山形県では間違ってトリカブトを食べてしまう事故が年に1、2件はニュースになります。
(庭先のトリカブトは今年も元気に葉を茂らせ始めました。 ニリンソウのおひたしを出されても食べないようにします。)
ニリンソウ群落のすぐそばの崖下にカモシカの頭骨がころがっています。
雪崩にでも遭ったのか、まだ角も小さく、若いカモシカのようです。 ニッタさんに「持って帰ります?」と言われましたが、とても持ち帰る気にはなれません。
昨年、月山の麓で母親にはぐれたらしいカモシカの仔どもが見つかりました。 衰弱していて動けなくなっていたそうですが、県の教育委員会も文化庁の出先機関も「保護してはいけない。 そのまま放置せよ。」とのことだったそうです。 死ぬのが分かっていても、特別天然記念物にはいっさい触れてはいけないようです。 どうも割り切れない気持ちが残ります。
骨になっても特別天然記念物なのかな? 頭骨を靴のつま先で突付いてしまいましたけど、そんなことをしちゃいけないんでしょうね。