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2004/05/30: "Orvisの最高傑作"
私がもう10年以上もの間、最も愛用しているOrvis製品がこれです。
C.F.O.123じゃなくて、Orvisのロゴが入った木製の道具です。
1年以上も放置しておいたリールとラインを昨日のやまめ釣りに使ったものですから、ラインを手入れし、限界に来ていたリーダーも新しく交換しました。
製品名を知らないまま愛用していましたが、1994年のOrvisのカタログにOrvis Line Winderという製品名で掲載されていました。 値段は75ドル。 そこで、1993年のTIEMCO版Orvisカタログを開いて見たら、なんと2万2千円の「ウッド製 ラインワインダー」として登場しています。
そう言えば、渋谷のサンスイで見つけたときに、結構貧相な作りなのに異様に値段が高くて、買わなかったことを思い出しました。 今見ても、その辺のホームセンターで材料を買ってきて作った小学生の夏休みの宿題みたいな出来上がりです。
その後、TIEMCO本社のバーゲンセールで数千円で売っていたものですからついつい買ったのですが、とにかく便利です。
これが無かったら、バッキングラインを200ヤードも300ヤードも巻いたり、100mのシューテイングラインを手入れしたりなんてことは至難の業でしょうね。 フライラインの手入れはもちろん、ライン交換なんて3分(5分かな?)で終わっちゃいます。 とにかく、ライン周りの処理には欠かせない道具です。
今でも売っているのかどうか知らないのですが、2万2千円は高すぎるにしても7、8千円でしたらその価値は十二分にあります。
それにしても、昔の釣り道具は高かったんですね。 当時のカタログでロッドやリールの値段を見ると、1ドル=200円相当なんてのは安いほうで、中には1ドル=300円くらいの値付けをされているものもあります。 この「ラインワインダー」なるものも1ドル=300円の典型でしょうが、1993年にはあの7/11でさえ6万6千円もしています。
今のフライフィッシャーはタックルを安く買えて、本当に幸せだなあ・・・とすっかりうらやましくなります。 魚だって、釣堀に行けばいくらでも居るし・・・。
話は違うんですが、TIEMCOの「FLY LINE DRESSIG」の容器は何とかならないんでしょうか? 遠征に持参すると必ず漏れてベトベトになります。 しょうがないからビニール袋に入れて持ち歩いてます。 本来は持ち歩くべきものじゃないのかものかもしれませんが、阿寒湖に行くたびにエメラルドの売店で買うのも馬鹿らしいし、それに結構高いですよね。 それが漏れちゃうのはなおシャクです。
それともうひとつ、いつも気になっていることなんですが、外に出ようとして窓ガラスで大騒ぎをしている蝿とか蛾は窓を開けてやっても出て行きません。 今も目の前で大きな蝿がうるさく騒いでいるので、窓を開けたのですが人の好意を無視しています。 林道で合う狐や狸も、横の藪に飛び込めばいいものを、いつまでも車の前を逃げて行きます。 どうしてなんでしょう?
で、何の話だっけ? ま、いいや。