[前の記事: "寒河江川"] [新着記事一覧に戻る] [次の記事: "馬鹿馬鹿しくも気味が悪い"]
2006/02/01: "腹立たしくも馬鹿馬鹿しくて"
関西の色街辺りで、船場の婿養子ダンナ衆などがいたいけな芸子などを相手に始めた遊びの流れらしいけど、こんなポスターを見ていると冗談を通り越して馬鹿馬鹿しいというか腹立たしいと言うか・・・。
縁起をかついで<恵方巻き>なるものを食いたい人は、何もコンビニなんかで買わなくても自分で巻けば済むことじゃないですか。
それが嫌だったらちゃんとした鮨屋のカウンターでシメにでも太巻きを巻いてもらうか、あるいは伝統に沿って(?)京都のお茶屋で舞妓に齧らせるんですね。 それが<風習>であり、<粋>であり、<縁起>だと思うんだけど。
コンビニとしては、2月3日をバレンタインデーのチョコレートなみに<太巻き寿司の日>にしたいんだろうけど、コンビニと海苔業界の思惑に乗って南南東を向いて太巻き寿司にかぶりついたからと言って、何らかのご利益があるとは思えないし、それに美しくないよなあ。 少なくとも、チョコレートほどのご利益は無いでしょうね。
ま、理由はどうあれ、節分を言い訳に太巻きを作るという、そんな夕食もありでしょうが、同時に鰯の丸干しや大豆の炒ったのなどで誤魔化されるんじゃ、腹立たしくもなりそうです。