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2006/02/28: "黒淵の朝"
良く晴れて、良く冷え込んで、朝起きるのが辛くて、起き出したくてウズウズしている犬を騙しながらぐずぐずしていたら7時には民宿<さくお>の武田さんに玄関の呼び鈴を鳴らされてしまいました。
犬に食事をさせて、外に連れ出したら気温は−4℃。 ここ数日の暖かな陽気に体がなまってしまったのか、気温よりははるかに寒く感じます。 それでも、硬く締まった雪が気持ちよくて朝食前の散歩ということにしました。
いつもの電線の定位置でヤマセミが鳴いています。 悌二郎さんの山に入るとキツツキのドラミングがすぐそばに聞こえ、木の根元から根元へと走り回ったリスの足跡が雪の上一面に残っています。
今朝のヤマセミ。
野鳥が声を出す理由がどうにも分かりません。 鳥たちの存在に気付くのは、ほとんどの場合は鳴き声からです。 ヤマセミにしても、アカゲラやアオゲラにしても、鳴き声でこちらの注意を引こうとしているかのようです。 警戒音の場合もあるでしょうし、仲間とのコミュニケーションの場合もあるのでしょうが、単独で行動している鳥でもまるで独り言のようにひっきりなしに声を出していることがあります。 黙っていれば気付かずに通り過ぎてしまうのに・・・。
飛行機雲が西に向かって音も無く伸びていました。
7時、吉太郎さんの裏山に差し始めた朝日が一気に下りてきます。
太陽の動きと言うか、地球の自転速度の速さを実感します。