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2006/08/03: "梅雨明けの朝"
朝5時半、濃い霧の中、犬を連れて散歩をしていると突然ブナの巨木の背後から朝日が噴出して来ました。
大井沢も梅雨が明けたとのこと。 8時には霧も晴れて青空が広がり、9時にはもう26℃です。 暑くなりそうです。
昨日も晴れて暑い日でした。 日中の最高気温は28℃。
気温が25℃を超えると私の機能はほぼ全面的に停止しして、夏眠状態に入ります。 それを避けるための特効薬としては冷たいビールかウォッカトニックのダブル以外には無いのですが、摂取過剰になると逆効果になりかねません。 難しいところです。
昨日は朝から夕方までかかって、妻の畑で野菜の支柱にするための杭を60本も打ち込みました。
妻が借りている畑は、昔は寒河江川の河原だった土地で、30cmも土を掘るとこぶし大から漬物石大の川石がゴロゴロと出てきます。 そんなところに杭を打ち込むには、重さ7〜8kg、長さ2mほどの鉄の棒を使って杭1本毎に穴を開けて行かなければなりません。 正に重労働です。
妻は60本の杭打ちなど、1時間もあれば済むものと思っていたようですが、私は疲労と暑さで何度も気分が悪くなり、1本打つ度に休まなければなりませんでした。
さすがにビールやウォッカトニックは我慢しましたが、氷で冷やした水を2リッター以上も飲むはめになり、汗で濡れた衣類も、2回の全取替えが必要でした。 靴下までが汗で濡れるんです。
梅雨も明けたし、この夏の間に暖房用の薪も作らなければなりません。
でも、大井沢の夏は都会に比べれば爽やかです。 朝、日の出前は寒いほどだし、日中でも風が吹けば一気に汗が引いて行くし、夕方太陽が山の稜線に隠れれば急に気温が下がり、涼しくなります。
深い緑と雪解けの水が流れ続ける無数の沢と、南から北に向って村を縦断する寒河江川のおかげです。