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2006/08/15: "大井沢夏祭り"
昨日の夕方、大井沢の夏祭りが盛大に開催されました。
5時から生ビールが飲める、と言うので妻と二人でいそいそと出かけてみたら、会場の舞台では龍太郎さんがカラオケ大会のリハーサル中でした。
見事な声が大井沢の谷を突き抜けて月山と朝日連峰に響き渡ります。 3曲目のチャゲ&アスカまで来たところ、背後の山がズルズルとずっこけるように崩れ落ちました。 全員、大拍手です。
龍太郎さんは、自分の歌を褒められたと思ったのか「いやいや、拍手はいいから、いいから・・・。」ととても謙虚でしたが、カラオケで山を崩した人は、平将門以来、大井沢1千年の歴史(注1)の中でも龍太郎さんが初めてではないでしょうか?
突然の夕立にもめげず、売店の前は黒山の人だかりです。
絶品の焼き鳥が1串50円。 妻は10本も食ってしまってお腹一杯になっていました。 ちなみに私は4本です。
夕立も上がり、いよいよ本番です。
この後はカラオケ大会があったり、婦人会の踊りがあったり、大抽選会があったりして凄い盛り上がりだったに違いありませんが、生ビールを2杯も飲んでしまって酔いつぶれそうだったものですから早々に引き上げてしまいました。
(注1)大井沢の歴史は平将門が家来、志田弾正一族が落ち延びてきてここに住み着いたことに始まるそうです。 今、大井沢で志田の姓を名乗るのは全て志田弾正の末裔です。 一般の百姓、町民が姓を名乗るようになったのは明治以降・・・などという細かい詮索は不要です。
ちなみに、「大井沢は平家の落人が住み着いたところ」と誤解している人も居ますが、平家の落人が源氏の本拠地である関東を抜けて東北に逃げるというのも理屈に合わないし、壇ノ浦の戦いは将門の死から2世紀半も後のことです。