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2006/08/30: "大井沢 8月30日 霧、そして雨"
今朝も大井沢は霧。
そしていつの間にか雨になっています。
家の前の県道を歩いて横断していたカルガモの幼鳥が車にはねられました。 以前から、もう飛べるんだから飛べばいいのに・・・と思っていたのですが。 車を止めて降りてきた人がとても困った様子で道路に潰れている鴨を見ていましたが、沢山の新聞紙を広げ、死体を包んで車に乗せて行きました。
中上部落。 朝6時。 萱野も中村も、原も黒淵も霧の中です。
修平さんの蕎麦畑。
蕎麦の生命力と成長の早さには驚きます。 乾いた土地に種を蒔いても3、4日で芽を出し、ほぼ1ヵ月で花を付け、3ヶ月もすれば収穫できます。
大井沢では7月中旬から20日ごろにかけて種を蒔きます。 冷害や旱魃で、米の収穫が見込めないような年の救荒食だった理由が分かります。 今では救荒食など必要ありませんが、蕎麦作りの盛んなところは稲作には向いていないところばかりのような気がします。
<蕎麦どころ>などと誇らしげに自慢していいものかどうか、裏を返せばちょっと引っかかるものがありますね。
(先日、蕎麦の若芽をいただきました。 さっと熱湯に通して、おひたしにしたり和え物にしたりするんだそうです。 食感はしゃきしゃきとして少しぬめりがあります。 味は・・・ま、珍しいと言うことで体験する価値はあるかも知れません。)