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2006/10/22: "陶然・・・雪小町大吟醸"

兄が、軽い調子で「この酒は辛口でかなり旨いと思うよ・・・。」などと言うものだから、何の気なしに貰ってきたのですが、夕食時に包みを開けて驚きましたね。

箱が凄い。　瓶が物々しい。　ラベルが有り難そう。　紙の手提げ袋だって、＜秘酒＞ですよ。
どうも只者ではない雰囲気です。
「雪小町　大吟醸　五十一号　袋吊り」・・・福島県郡山市　渡辺酒造の５１号樽で醸造された大吟醸です。
５１号樽だからどうなのかは全く知りませんが、袋から自然に滴り落ちる酒を生のまま瓶に詰めたのがこの酒なんだそうです。
香りも辛さも凛として爽やかです。　大吟醸にありがちなマスカット風の＜フルーティな香り＞も強くなく適度で、飲み飽きない味わいです。　こんな酒は肴が難しいですね。
ちょうど、林さんからいただいたばかりの富山県射水市＜京吉＞のイカの塩辛と黒作りがあります。　これはピッタリでした。　酒の味が冴えます。　塩辛の味が引き立ちます。　合間に妻の畑で取れた温海蕪の漬物。

兄弟もいいものです。　それに、我が故郷、郡山市にこんなにもいい酒が有ったとは全く知りませんでした。（箱や瓶はもっとさりげない方が好きですけどね。　幻の芋焼酎＜伊佐美＞のラベルなんて本当にいい雰囲気です。）
　

返答: コメント6通

こんにちは、

お久しぶりです。お元気そうですね。久しぶりにアクセスしてみました。

理想的なスローライフですね。今思えばロハスブームにさかのぼること数年ですから流石です。

さかい さんからの 2006/10/24 11:10 AM JST のコメント

本当にお久しぶりですね。
ご活躍の噂は耳にしております。

理想的なスローライフ・・・だなんて、自分ではとてもそんな風には思えないのですが、元々スローな人間ですから必然的にこんな生活になってしまって居ます。
でも、たまに東京に出て友人たちに会い、東京の食べ物を食べ、東京の雑踏に揉まれ、東京の街並みを見て、東京の濁って生暖かい空気に触れると、何だかホッとするものがあります。
業界の生臭い話までもがとても面白かったりします。

Yaginuma さんからの 2006/10/24 01:57 PM JST のコメント

>東京の濁って生暖かい空気に触れると、何だかホッとする

なるほど。それは、良い日本酒に、癖のあるつまみが合うようなものなのかもしれませんね（笑）

さかい さんからの 2006/10/24 04:28 PM JST のコメント

「水清くして魚棲まず。」なんてことを言いますが、いまだに紅灯の巷が恋しくなったりもします。

Yaginuma さんからの 2006/10/25 08:49 AM JST のコメント

ロハスでスローライフな柳沼さん、こんばんは（笑）。

東京の濁って生暖かい空気の中では、先日も、成毛、バンドー両氏が、この写真を見ながら本題と関係ないところで盛り上がってました。

「写真、うまいよねー」
「これなんか、まんま、カタログに使えるじゃない」
「無造作に『秘酒』なんて置いてあるけど、これ、絶対に計算ずくだよね」
「グラスのとこ、光当ててるんじゃないの？」
「レフ板とか立ててたりして（笑）」

……てな感じです。
これからも期待しております（何をだ？）。

ひぐち さんからの 2006/10/27 12:24 AM JST のコメント

これはこれは！？
御大、提督、重鎮のお三方に我が稚拙にして浅薄な写真を読まれてしまえば、これはもう丸裸もいいところです。
ヤだなあ、せっかく＜さりげなく風＞に誤魔化していたのに、何だかひどく嫌らしい写真だってことがバレバレになっちゃうじゃないですか。
褒めてるようで褒めていない３人の人の悪さ、根性の悪さ、意地の悪さが見え見えですね。
ただし、レフは使ってません。
でも、＜ロハスでスローライフな柳沼＞という形容も悔しいけど正しいなあ。　H&Sに汲々としていますけどね。

Yaginuma さんからの 2006/10/27 06:20 AM JST のコメント