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2006/11/28: "人非人"

B1123b (210k image)
気持ち良さそうにオシッコをしている犬の写真とは関係ないのですが、Blogにうなぎの蒲焼の写真を載せるヤツのことを、我が故郷の方言では<人非人>と呼びます。 「人にして人に非ず」という意味で使います。 ましてや赤坂<重箱>の蒲焼の写真を3枚も載せたら、もうこれは極悪非道ということになって、末代までも村八分です。
(MS-IMEで、<にんぴにん>が変換しないところを見ると、これは差別用語なのかな?)

で、私はうなぎの蒲焼が本当に好きで、時おり無性に食いたくなるときがあります。 カツ丼よりも好きですね。
それほど好きなのに、東京に居るときもあまり鰻屋に行くと言うことも無かったし、山形に越してきてからも鰻屋へは一度も行っていません。(忘れてましたが、笹塚の鰻屋ではよく昼飯を食いました。)
そう言えば、山形では蕎麦屋と回転寿司は至るところで見かけるけど鰻屋と天ぷら屋は全く見かけませんね。 鰻屋も天ぷら屋もあることはあるんでしょうけど数が少ないのか、それとも何か世をはばかるような特別な事情でもあって目立たないようにしているのかも知れません。

東京の食物屋はやはり飛び抜けて旨いと思います。 大阪にも京都にも旨い店は多いのでしょうが、和、洋、中、エスニックとあらゆるジャンルの食事が揃っていて、しかも旨いのは東京だけじゃないかと思いますね。 それに、地方都市のレストランや料亭に比べればコストパフォーマンスが抜群です。
地方都市の食堂などに入って驚くのは、値段の高さと味のひどさです。 山形でも食堂やレストランの値段にはちょっと驚きます。 地方都市だから安くて当然と思い込んでいる私の先入観が間違っているのでしょうが、それにしても「この味でこの値段?」と思わせられることが多すぎます。 今では、旅先で旨いものを食おうなどという間違った考えは持たないことにしています。 その方が裏切られずに済みます。

そんな訳で、昼食には北朝鮮向け禁輸品目にリストアップされているらしい<中華三昧>でも食って鬱憤を晴らすことにします。

返答: コメント5通

世をはばかり、特別な事情があり、目立たない鰻屋が近所にあります。裏道から一緒に行きましょう。是非に。

新田 さんからの 2006/11/28 04:07 PM JST のコメント

人非人(Macのかな漢字変換「ことえり」では、変換できました)でございます。
人非人の名誉のために申し添えておくと、自腹では重箱なんてとても行けません。野田岩だって恐れ多くてだめです。せいぜい、神田きくかわ。
というわけで、村八分はご勘弁ください。
あー、うまかった。

ひぐち さんからの 2006/11/28 09:29 PM JST のコメント

さすがは新田さんですね。
これでこそ人と言うものです。 ところで、この裏道から行く店は裏口から入るんですか? 店に出入りするときは変装しなくてもいいんでしょうか?
楽しみです。

大阪が本店の鰻屋が銀座にもありましたよね。 本店もやたらと気取った店なんですが、ここの女中頭はとても嫌味なオバサンで、利休の茶杓を客に見せびらかしたり、魯山人の思い出話をしたりしてとても嫌がれていた・・・なんてことを聞いたことがあります。 もう居ないでしょうけどね。
ところで、自腹で重箱なんかに行くようなヤツは私の生まれ育った辺りでは村中引き回しの上、獄門晒し首でしょうね。

Yaginuma さんからの 2006/11/29 06:44 AM JST のコメント

竹葉亭、茶道具や魯山人の話はWebで続いているようです。
http://www.unagi-chikuyoutei.co.jp/history.html

ひぐち さんからの 2006/11/29 05:00 PM JST のコメント

この店、もう何十年も本店は大阪だと思っていました。 木挽町が本店だったんですね。
若い頃に、よく上司に連れられて大阪が本社のある会社の接待に同席させられていました。 そこで、大阪にあった竹葉の話なんかも聞かされていたので、竹葉=大阪と思い込んでいたようです。
ここの仲居のオバサン・・・と言うよりはお婆さん(女中は差別用語なんでしょうね。)は、聞きもしないのに魯山人の話なんてするんです。 ちっとも面白くありませんでした。
鰻の味は覚えてないなあ。 末席で小さくなって、粉山椒を振るのさえ遠慮してましたから。 後年、何度か自腹で昼飯なんてのを食いましたけど、それほど強烈な印象は残っていません。

それはそれとして、鰻・・・食いたい。 重箱とも野田岩とも言わないから。 中国産冷凍物でもいいや。

Yaginuma さんからの 2006/11/29 09:12 PM JST のコメント