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2006/11/06: "夕5時 Bowmore25"
Bowmore25届く。
夕暮れ時のテラスに出て一口。
送ってくれた人を思う。 しばらく会っていない人たちを思う
まだ訪ねたことの無いスコットランドの風景を思う。 彼の国の歴史を思う。 ちょっと司馬遼太郎になる。
この酒は何だろう?
まるで過ぎてしまって取り戻せない時間を味わい直しているような、軽い後悔と居たたまれないほどの懐かしさ・・・そんなものが25年をかけて熟成され、磨き上げられた香りと心地よい舌への刺激の中から広がってきます。
いい酒です。 グラスに3分の1、いや4分の1で十分です。
・・・って、下手な広告コピーになっちゃったなあ。 でも、そんな酒なんです。