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2007/02/17: "不快な本"
日本人が言葉として使っている以上、ま、これも日本語なんだろうけど、<がっつり>とか<カラコン>などと言う言葉を集めただけで、そんな本を<国語辞典>と称するのは変です。
おそらくこの本のターゲット読者は30代後半から40代、50代のオジサン連中なんだろうけど、<カラコン>がカラーコンタクトレンズの略だと言うことが分かったからと言って何の意味があるんだろう?
私はこの本を手にしただけで気分が悪くなり、中を見たら吐き気を覚えるに違いなくて、これを読んで面白がったり喜んだりするような感覚の持ち主とは口をきくのも嫌ですね。
なぜそんなに不快感を覚えるのか・・・理屈じゃなくて感性の問題ですね。 感覚的にダメなんです。
返答: コメント5通
日本人は言葉を短く縮めて言うのが好きなようですね。 ここオランダ在住の日本人達も土地の名前を勝手に縮めてよんでいます。 Eindhoven(アイントホーベン)をアイント、Amsterdam(アムステルダム)をアムス、スーパーマーケットのアルバートハインのことをアーハーとよびます。 ちなみにオランダ人にこの縮めた言葉を使ってもまったく通じません。 そしてこの縮め方がおかしいといって笑います。 言葉に対する捕らえ方の違いなのでしょうか。 まあ、オランダ人が誰も言わないのに、勝手に造語してしまう日本人もすごいかもしれません。
Tsukasa さんからの 2007/02/17 11:32 PM JST のコメント
商社の連中がアムスと言うのを聞いたことがあります。
そう言えば、以前に大リーガーだった新庄というユニークな選手が居て、サンフランシスコのことを<サンフラン>などと詰めていましたね。これを聞いたときには別に不快じゃなくて、大笑いしました。
とは言っても、<シスコ>と詰めるのも変な感じだなあ。 Ciscoと言う魚は居るらしいけど。
Yaginuma さんからの 2007/02/18 10:27 AM JST のコメント
ボストンあたりの道路標識なんかで、Massachusetts Avenueのことを縮めてMass. Ave. と表記してますけど、これをアメリカ人は「マッサーヴ」と読んでいるのに、日本人コミュニティの間では独自に「マサヴェ」って読んでいて興味深かったのを思い出しました。
「スパコン」の国ですからねえ。
ひぐち さんからの 2007/02/19 07:53 AM JST のコメント
外国語に対する日本人の言語感覚が見えてくるような感じですね。
Mass.Ave.を「マッサーヴ」と読むのは文字を読んでいるんでしょうし、「マサヴェ」は明らかに音のみを縮めて読んでるんでしょうね。
一定の法則や傾向があるのかどうかわかりませんが、外国語のカタカナ表記が背景にあるんじゃないでしょうか。
スタジャン、パーマ、マーケ、デパ地下、マクド・・・パソコンもそうか。
Yaginuma さんからの 2007/02/19 09:57 AM JST のコメント
傾向としてひとつ。日本人は音節が母音で終わらないとどうもすわりが悪く感じるというのはありそうですね。
Massaveを音じゃなくて文字として読んでも「マッサーヴェ」と読みそう。
ひぐち さんからの 2007/02/22 12:02 PM JST のコメント