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2004/06/07: "ツツドリ(筒鳥)の死"
ヴァーチャルな世界を信じ切ったツツドリが私の手の中で死にました。
小さな生き物の鼓動が手のひらの中で弱まり消えて行くのを感じているのはとてもつらいものです。
イヌワシの話を書いているときに、何かがドンッと窓にあたる音がしました。 窓の下にツツドリの赤色型が落ちて、まだもがいています。 拾い上げて、何とかしたくてオロオロしても鼓動が少しずつ弱まって行きます。 私を見つめます。 死んで行くものに見つめられながら、手のひらを通して命が消えて行くのを実感するのはただひたすら申し訳なく、淋しく、悲しく、つらいものです。 手のひらに全ての感触が残りました。
窓に映る風景を実際のものと間違えての事故だったようです。 先日のヒワもそうだったのかも知れません。