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2005/06/26: "眞柄さんのニジマス(阿寒川で)"
眞柄さんのニンフに騙された阿寒川のニジマスが怒り狂っています。 多分、「テメー、このヤロー、騙しやがって、なんて事をしやがるんだ! 痛えじゃねーか(魚には痛点が無いとの説もあります。)。 早く放せ!」ってことなんでしょう。
眞柄さんは不思議な(上手な?)釣り師です。 どこへ行っても、いつでもセオリーを無視した、と言うか思いもかけないようなユニークな釣りをして必ず結果を出します。
(阿寒湖でも私の#8ロッドに#5ラインを乗せ、誰も釣らない場所に入って立て続けに50cm〜のアメマスを上げていました。 #8+#5です。 しかも、私のロッドでです。 この日、私は完全無欠のボウズでした。)
私はどうしてもセオリーや常識、経験などにとらわれ過ぎて、釣りをしていても発想を転換したり、飛躍させたりということが出来ません。 以前に釣れた方法、以前に釣れた場所、一般的にいいと言われている方法、一般的に釣れると言われている場所、一般的に釣れると言われている時期・・・などから抜け出せません。
眞柄さんの釣りは彼のビジネススタイルにも共通しているような気がします。 彼と釣りをしていると、自分の頭が柔軟になって行くのが分かります。 彼が釣りやビジネスで見せる発想の柔軟さは、何も彼が足裏マッサージに凝っているせいばかりでは無いような気がします。
次回の釣行では、何にもとらわれない柔軟な発想の釣りをしてみたと思っています。