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2005/06/29: "携帯電話復活せず。"
一昨日、土砂降りの中、妻の畑仕事を半日手伝いました。
ゴアテックスのレインジャケットを着ていたのですが、強い雨がゴアを通してTシャツやズボンにまで沁み込みました。 ポケットに入れていた携帯電話まで濡れています。
タオルで拭き、ドライヤーの風を当て、バッテリーをチェックし、と色々と手を尽くしたのですが、2日経っても復活しません。 電源も入っているし、アンテナも立っているし、充電も出来るし、着信音だって健康そのものなんです。
しかし、受信できません。 電源ボタン以外の全てのキーは全く反応しません。 いわゆる<脳死状態>で、<植物携帯>になってしまいました。 すぐにでも入院させるべきなのか、このまま机の上でリハビリを続ければ復活するのか。
いずれにしても、今週中にはDoComoショップで診断してもらう必要がありそうです。
今回の件では、いくつかの問題点が明らかになりました。
(1)安物のゴアテックスジャケットを過信してはいけない。
今回着用していたのは、数年前にNorthfaceの直営店で3万円弱で買った上下のスーツです。
(2)携帯電話の耐水性はあまりにも弱すぎる。
防水機種や防水ケースもあるらしいけど、あまりにも高価すぎる。 何とかならないんだろうか?
(3)畑まで携帯電話を持って行くような必然性は皆無であった。
<雨耕晴読>ともいえるような怠惰な生活では、緊急事態なんて起きるはずがない。
(4)携帯電話そのものの必要性を疑うべきではないか。
何か仕事をしていたり、頻繁に外出先で連絡を取り合う必要があったり、というんだったら携帯電話は必需品でしょうが、私の場合は別に無くても困りません。 ほんの少しだけ不便かも知れません。
最近の携帯電話は驚くほどの高機能、多機能なんだそうだけど、私の場合は伝統的な<電話機>としての機能以外は不要です。 カメラ機能や音楽ダウロード機能はもちろんのこと、インターネット機能もメールも要りません。 どうせ使わないし、使えないんですから。
私が今後とも携帯電話を使うとすれば、単純な<電話機能>だけで十分です。 最近のような<多機能携帯端末>なんて鬱陶しいだけす。
私が今後とも携帯電話を使うとすれば、自宅の固定電話は必要かなあ。 インターネットを利用するための電話回線は必要だけど。
そんな訳で、トイレットペーパーよりも水に弱い電話機のおかげで色んなことを考えることができました。