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2006/03/01: "川は熟睡中"
開高健は「川は眠らない。」と言いますが、3月1日の寒河江川はまだまだ惰眠をむさぼっていますね。
解禁日だそうで、今日から釣をしてもいいはずなんですが我が家からは釣り人の姿が見えません。
数年前までは2m以上の積雪をラッセルしながら川に入っている奇特な釣り人も結構居たのですが、このところはほとんど見かけません。
釣り師までだらけてるんですね。 ま、所詮遊び、それにせっかく釣っても大井沢のキャッチ&リリース区間じゃ持ち帰って塩焼きにする訳にも行かないし、ラッセルしてまで川に入るほどの意味も無いんでしょう。
ところで、ここ3〜4年、釣り人の数が極端に減っているように感じるんですが、実際はどうなんでしょう?
何を称して釣り人と呼んだり、何を元に釣り人口などという人口をはじき出しているのか知りませんが、私の周りでも釣を趣味にしている人たちの釣行回数はずいぶんと減っているような気がします。 何か原因があるんでしょうか?
多分、ブームが去って興味の対象が別の方向へ行ってしまったんでしょうが、それ以前に釣り場を管理する漁協や地元の怠慢も大きな要因となってるに違いありません。
ま、釣が趣味の私としては、釣り人が減って自然の魚が増えることは大歓迎です。 別に放流ニジマスなんて釣りたくもないし・・・。
川だけじゃなく、釣り師の皆さんにも寝込んでて欲しいものです。