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2006/09/06: "Killing Field"
向い山の朝です。
この頃は夜明けが少し遅くなりました。
昨夜、テレビで見ていた<Killing Field>が辛くなり、月を見ようと外に出たら、車にはねられたばかりらしいカルガモを踏みつけそうになりました。
夜遊びの帰りなのか、それともこれから出かけようとしたのか、不幸な鴨です。
なにも県道を歩いて横断しなくても・・・いつもそう思うのですが。 大井沢の早朝、沢山のカラスやトンビが道路で餌をあさっています。 それだけ沢山の命が道路で失われていると言うことになります。 先日、山裾の道を走っていた私の車にムクドリが突っ込んできて死にました。 ここは野生の命の<Killing Field>でもあるようです。
大井沢の道を歩いていると、沢山の生き物が道路を横断していることに驚きます。
先日は2頭の小熊を連れた母熊が県道を横断していたそうですが、その他にもウサギ、リス、テン、キツネ、タヌキ、それにヘビ、トカゲ、ヤモリ、毛虫、ミミズなどがせっせとアスファルトの上を這いまわっています。 キツネやタヌキが道路を横断する理由は理解できるにしても、毛虫やミミズが大急ぎで県道を横断しなければならないほどの用事ってどんなものなのか、とても興味があります。
窓際に置いた古い双眼鏡の接眼カバーに蜘蛛の巣です。 こんな所にまでWeb Siteが出来ているのかと可笑しくなりました。 まさか<www>ではないと思うんですが、ゴマ粒ほどの小さな蜘蛛が接眼レンズの上を歩いていました。 彼にとってはここが全世界なのかも知れません。