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2002/10/11: "岩魚、カワセミ、アオゲラ、紅葉、木枯らし漬け"
一週間ぶりの大井沢はとても寒くて、昨日の夕方東京から戻ってきたら気温は11℃、今朝6時の気温は5℃、室内の温度も10℃まで下がっていました。
今朝、寒河江川を横断している電線の上にカワセミが1羽止まっていました。 頭部の冠が朝日をあびて白く輝いていました。
川を見ると、岩魚の行列ができています。 ニジマスも色が黒ずんできているようです。 ウグイでしょうか? 体長が5、6cmの小さな魚が群れています。
相変わらず早朝からアオゲラが唐松のてっぺんで大声をはりあげています。
東京に行く前は頂上付近だけだった月山の紅葉もスキー場の駐車場付近まで降りてきていて、大井沢の山々も黄色が目立つようになっていました。 もうすぐ霜が降りて、20日頃にはこの辺りも一面の紅葉になりそうです。
今日は風も無くいい天気です。
寒くなって育たなくなった畑の小ナスを取り集めて「木枯らし漬け」を作ろうと思います。
硬い小ナスを塩で下漬けをし、練り辛子と麹で密封容器に漬け込みます。 4、5日で食べられますが、辛さが鼻にツンと抜けて涙が出ます。
今頃の季節になると、夏の間に取り残した小さなナスの実を採ってきて「木枯らし漬け」にするのが私の子供のころの母の習慣でした。 そのまま食べるには子供には辛すぎて、ナスについている辛子を小皿にとった醤油で洗って食べたものです。
今でもその味が忘れられず、小ナスが手に入れば毎年のように挑戦しているのですが、いまだに母の味を再現できずにいます。
私の「木枯らし漬け」の方が、絶対に母が作っていたものよりはおいしいはずなんですが・・・。